平成27年2月21日(土) 13:00 ~ 16:00 於)姫路西高校校舎周辺
講 師:西田 純二 教授(京都大学特命教授、社会システム総合研究所取締役)
土井 勉 教授(京都大学教授、セグウェイインストラクター)
安東 直紀 准教授(京都大学准教授、セグウェイインストラクター)
生 徒:D班 研究テーマ「セグウェイを姫路城で走らせる観光プロジェクト」
橘 勇佑、勝山 陽菜、土井 かおる、平野 湧真、梅澤 雄大
その他:本校教員・生徒保護者・姫路市役所職員:12名参加
本校課題研究グループのD班は、「セグウェイを姫路城で走らせる観光プロジェクト」の研究を行っています。この研究を行うにあたり、セグウェイの乗降性、操作性、安全性の確認を行うことを目的に、京都大学の西田教授、土井教授、安東准教授のご協力のもと、姫路西高校敷地内でセグウェイの試乗実験を行いました。
D班はこの日のために、実験の検証項目やタイムスケジュールをグループ内で検討し、記録やコース設計等の役割分担も準備した上で実験に臨みました。試乗実験では、初めてセグウェイに乗る人が、どのくらいの時間で乗れるようになるかという所要時間の計測や、実験Ⅰ(急停止・ジグザグ・Uターン走行)、実験Ⅱ(スロープ走行・観光をイメージした走行)、実験Ⅲ(長距離コース走行)と走行経路の特性や状況を変えて、「乗れる」ということを点数化し、データを収集しました。また、実験結果や感想、年齢層や性別による違いを検証するために、生徒だけでなく、教員や生徒保護者、姫路市役所職員の方々にも実験に参加していただきました。
D班は実験を通して、今回のような実地テストを行う際の事前準備や計画の必要性、大切さに気づくことができました。今後は、①実験結果データの活用、②市当局者、警察当局者、商工会議所、観光ビューロー等を巻き込んだ協議が可能か、③上記の方々を招待しての試乗実験を複数回実施することが可能か、④セグウェイにただ乗るだけでなく、観光目的に利用する場合のガイド(日本語、英語、中国語対応)養成が可能か等の課題をグループ研究に取り入れていく必要があります。今回の実験同様、グループ内で準備と計画をしっかりと行ったうえで研究を進めていってもらいたいと思います。