第13回SGH授業 (課題研究「京都研修の反省及び今後の展望」)
平成26年9月22日(月) 7限 LL教室 生徒46名参加
講師:京都大学経営管理大学院院生(3名) 木梨氏、居村氏、馬氏
今夏実施した京都研修において、具体的な内容をグループで話し合い、決定し、課題研究をスタートさせました。本日は、京都研修でも大変お世話になった、大学院生の3名にお越しいただき、再会を喜ぶ一方、グループ毎に、京都研修の反省、現状把握、今後の活動方針を確認しました。
班 |
各 班 の 進 捗 状 況 |
A | 引き続き姫路をいかに世界都市化させていくかの研究を継続→姫路市へ提言*姫路市に出向き必要事項について質問 |
B | (株)西松屋チェーンにかかわるビジネスの海外進出モデル作成→日本政策金融公庫高校生ビジネスモデルコンテストに参加→会社へ提言*西松屋チェーンに出向き海外事業展開等について質問 |
C | (株)グローリーにかかわるビジネスの世界展開モデル作成→日本政策金融公庫ビジネスモデルコンテスト参加→会社へ提言*グローリーに出向き海外事業展開等について質問 |
D | 京都研修で取り組んだ、レンタル自転車を普及させて環境に優しい街づくり「エコシティモデル」を継続研究するか、別の研究内容に切り替えるかを検討中→姫路市へ提言*必要に応じて、姫路市、姫路警察所等に出向き質問 |
E | 京都研修での研究を継続。理系の視点から代替エネルギーを研究中*必要に応じて、姫路科学館、関西電力等に出向き質問 |
F | バイオ系の発電→発展途上国や難民キャンプでの活用、普及を目指しているが、技術的に可能かどうか、他に実現可能な発電方法はないのかを研究中*必要に応じて、姫路科学館、関西電力等に出向き質問 |
G | 「あすかナビ」の研究と、「ひめじナビ」のモデルづくり。西田特命教授のアドバイスを受け、ソフトを考案中→姫路市へ提言*西田特命教授と連絡を密にする。姫路市等に出向き質問、飛鳥でフィールドワーク等 |
現在、7グループが、それぞれの課題研究に取り組んでいます。生徒たちは、まだまだ道半ばですが、改めて、お互いに課題研究の方向性を確認し合うことができて、今まで以上にやる気に満ち溢れていました。事後のアンケートからも、それがうかがえます。
≪生徒の声≫
・これまでの課題研究に改善を加え、新たな視点から調べて取り組むことができた。しかし、情報が少なく、行き詰っているので、色々な方面から調べていこうと思う。
・自分たちの行ってきた課題研究の問題点を見つけることができ、新たな方針を立てることができた。
・タブレットを使っていろいろ調べることができた。それぞれ役割分担をして効率よくできた。
・実在の企業を調べるスタイルはとてもリアリティがあって興味深い。
・実在の企業に、自分たちが考案した経営戦略を取り入れてもらえるかもしれないという期待感から、モティベーションが上がり、いつも以上に真剣に取り組むことができた。
・京大院生の皆さんにアドバイスをいただきながら、班で話し合いを進めた。少し焦りも感じますが、他の班に負けない良いものを作りたい。
・再度、エコシティーやスマートシティーについて、どういう問題点があるのか等を話し合い、メンバーと有意義な時間を過ごせた。
・改めて、発表した内容を見直してみると、訂正しなければならない点がいくつも見つかった。それらをどう直していくかについて話し合うことができた。
・前回の反省点でもある、「情報不足」と「客観的に見る」ことを改善していきたい。
・問題点の洗い出しをすることで、当面の目標が明確になった。G班の場合、京都研修で、教授に、ビジネスプランの根幹が揺らいでいるとの指摘を受け、再考する必要があると認識した。