兵庫五国探究プロジェクト ~播磨編~

 8月5日(水)、文理探究科1年生26名、普通科2年生3名の計29名が「兵庫五国探究プロジェクト ~播磨編~」に参加しました。

 「兵庫五国探究プロジェクト」とは、日本の縮図ともいわれる兵庫五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の多様性に着目し、行政・高等学校・事業者・住民との対話を通した地域学習の探究的な取組として、今年度から実施されているプログラムです。今回は播磨地域のたつの市を訪問し、地域資源や産業、歴史・文化に直接触れることで、「ふるさと兵庫」への理解と愛着を深めるとともに、地域の魅力や課題について多角的に考察することを目的として実施されました。生徒たちは事前学習を通してそれぞれの課題を設定し、本プロジェクトに臨みました。

 当日は学校に集合し、貸切バスでたつの市へ向かいました。まず、たつの市立中央公民館において、たつの市産業部商工振興課の職員の方から「たつの市-現状と課題-」をテーマとした講義を受けました。その後、地域が抱える課題とその対応策について考えるワークショップにも取り組みました。

 昼には班ごとに市内を散策し、龍野城や龍野歴史文化資料館を見学するなど、たつの市の歴史や文化に触れました。また、「クラテラスたつの」では、地元の食材を活用した地産地消の発酵ランチを味わいました。

 午後からは、「うすくち龍野醤油資料館」にて施設見学と質疑応答を行い、たつの市の伝統産業について理解を深めました。さらに、「揖保乃糸資料館そうめんの里」では、ガイドの解説を聞きながら館内を見学し、播磨地域を代表する産業やその歴史について学びました。

 生徒たちは一日を通して熱心にメモを取りながら講義や見学に参加し、質疑応答の場面でも積極的に発言する姿が見られました。参加後の振り返りでは、「たつの市の現状や課題について理解が深まった」「地域の魅力を生かしたまちづくりの難しさと面白さを感じた」といった声が聞かれました。また、うすくち龍野醤油資料館や揖保乃糸資料館そうめんの里での見学を通して、「普段何気なく口にしている醤油やそうめんに長い歴史や多くの工夫があることを知り驚いた」「地域に根付く伝統産業の価値を改めて実感した」といった感想も寄せられました。

 今回のフィールドワークで得た学びや気づきを、今後の探究活動へと発展させてくれることを期待しています。