令和6年8月、国の中央教育審議会において、「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」がとりまとめられました。
この答申では、「教師の長時間勤務等の状況を改善し、教師が心身ともに充実した状態で、学びの専門職としての「働きやすさ」と「働きがい」を両立し、日々活き活きと児童生徒と接することができる環境の整備に向け、①学校における働き方改革の更なる加速化、②教師の処遇改善、③学校の指導・運営体制の充実を一体的・総合的に推進する必要がある。また、国、都道府県、市町村、各学校など、それぞれの主体が自分事としてその権限と責任に基づき主体的に取り組むことが極めて重要であること」などが提言されました。
このことを踏まえ、県教育委員会として、ただちに取り組める学校における働き方改革について、オール兵庫で取り組めるよう、全県の共通の目標と共通の取組を設定し、学校における働き方改革を更に推進することとしています。
このため、学校における働き方改革について、今後とも、地域や保護者の理解や協力を頂きながら進めていくことが必要であることから、このたび兵庫県教育長及び県内市町教育長による共同メッセージを作成しました。
子どもたちの未来に向けて、質の高い教育を実現するため、働き方改革を推進してまいりますので、引き続き、保護者や地域のみなさまのご理解・ご協力をいただけますようお願い申し上げます。