ひょうごSDGsスクールアワード

義務教育課

学校教育

義務教育課

兵庫県教育委員会では、子ども達が主体となって取り組んでいるSDGsの目標達成につながる活動に関し、特に先進的な取組を行っている学校園をひょうごSDGsスクールアワードとして顕彰し、広く県内の学校園にSDGsへの関心の普及啓発を図っています 。

ひょうごSDGsスクールアワード2023

 ひょうごSDGsスクールアワード2023では26校園(未就学部門7施設、小学校部門7校、中学校部門4校、高等学校部門5校、特別支援学校部門3校)の応募があり、最優秀賞として4校園、優秀賞として12校園を選出しました。

表彰校園(2023)とその取り組み

最優秀

※最優秀賞についてはバナー画像をクリックすることで動画を観ることができます。

未就学部門

芦屋市立岩園保育所

仲ノ池にすむ生き物を見つけよう~つき組の仲ノ池大図鑑~

 仲ノ池で活動する地域団体「葉っぱリサイクルクラブ」(落ち葉の堆肥作り)への参加を毎年5歳児が継承している。今年度は大学との包括連携事業において、学生と共に活動する中で見つけた植物や生き物を通してその生態を調べ、ICT機器やアプリ機能を活用し、オリジナルの図鑑作成に取り組んでいる。環境保全について意識を高め、考えるきっかけ作りとしている。

小学校部門

丹波篠山市立篠山小学校

地域の方と共に創る「お城ガイド」

 6年生の児童が、「お城ガイド」として、篠山城に来られた方々に篠山城の魅力を案内する取り組みを行っており、今年で10年目を迎える。ガイド原稿や、説明時に使う小道具、魅力が伝わる説明の仕方などについて、地域の方と何度も話し合い、準備段階から協働して「お城ガイド」を創り上げていく活動を行っている。「ふるさと篠山」の魅力を発見し、自信をもってガイドしたり、地域の方に感謝の気持ちを伝えたりする姿が見られるようになった。

高等学校部門

賢明女子学院高等学校

地域や企業と協働した多様な社会活動を生徒が自主的に展開

 2019年度より生徒の自主的な発案で始まったBe Leadersは、学校の約1割の生徒が所属し、各班に分かれてSDGsの目標のために地域、企業と協働している。難民支援、海のゴミ調査、ベルマーク、校内新聞、フードドライブ、子供食堂、ジェンダーを考えるイベントなど、生徒の自主的な活動が魅力である。積極的に勉強会に参加し、学びを共有し、自分たちができることを考え、地域や企業の人に協力要請する中で、傾聴力、発信力、行動力が飛躍的に伸びており、学校全体と地域が変容するきっかけとなっている。

特別支援学校部門

県立西はりま特別支援学校

光都0円ストア〜心のバリアフリー 人と人がつながる場〜

 本校を会場に、NPO法人「いねいぶる」と協働して、フードパントリーや古着の無償提供、絵本の交換会などのイベントを行っている。年齢、立場、障害の有無など色々な”違い”のある人たちがボランティアスタッフとして集い、本校生徒と共にイベントの企画・運営に必要なものなどを考える時間を設けることで、”同じ”目標に向かって意見交換や役割分担を考える経験ができ、考えを発信する楽しさや違いを認める大切さなどを知る機会となっている。

優秀

未就学部門

Kobe English Academy

KEAでの包括的な環境課題学習

 持続可能な社会や地球を作っていくことの大切さを子ども達に伝えるため、年間を通じて一つのプロジェクトで終わることなく、連続した学びや体験につなげている。①環境や社会を知るための実体験や情報を得る機会をもつ。②より理解を深め、家庭と連携する。③具体的なアクションにつなげる。など、一連の繋がりから、子ども達の変容と成長を目指している。

神戸バイリンガルスクール

Our Farm and the SDGs~里山保全・未来に向けて取り組むコミュニティ菜園~

 多井畑西地区の里山にある土地を活用して、近隣のデイサービスの高齢者と協力して畑をつくった。土地の整地から始め、種まき、植え付け、草抜き、水やり等の手入れをし、野菜や果物を育て、給食に活用している。また、ミミズのコンポストで生態や役割も学んでいる。自分たちで育てた野菜を食べることで、苦手な野菜を克服したり、植物の生長に必要な土、水、日光の役割や大切さについて気づいたりすることができるなど、多くの学びや楽しさを経験した。

小学校部門

三田市立志手原小学校

「輝く志手原レインボー」志手原の魅力PR大作戦

 校区の魅力について、歴史・農業・生き物の3テーマに絞った。地域に出かけ、農家や史跡調査員から話を聞き、集めた情報をプログラミング学習と連携させ、アニメーションやクイズ等にまとめた。「魅力PR大作戦」としてイベントを開催したり、地域協議会のHPにも児童作品を掲載したりするなど、地域の魅力を広く知ってもらう活動をとおして、地域の魅力を再発見して自分たちの住むまちを誇りに思い、人との出会いに絆を感じることができた。

洲本市立堺小学校

生活排水からSDGsを考えよう

 「生活排水について考えよう」というめあてで、自分たちと水との関わりを振り返った。「水を使う=汚れた水が流れる」ことから、「石鹸での手洗い」「洗濯」「歯みがき」などの場面を想起し、「色々な生活排水で小松菜は育つのか?」という実験を行った。生活排水の実験をはじめとした取り組みにより、「界面活性剤の入っていない食器洗い洗剤を使いたい。」「環境に影響がないものかどうか成分表を確認して使いたい。」など、環境保全を意識した取り組みに意欲を高めることができた。

高等学校部門

県立北条高等学校

希少種の宝庫「あびき湿原」を守りつづける

 あびき湿原は加西市にある県内最大級の滲水湿原であり、兵庫県の天然記念物に指定された希少種の宝庫である。これまで希少種を守るために湿原の保全に8年間取り組んできた。地域の保全団体の作業を間近で見ることを通して、保全活動全般について知見が広がり、身近な自然への観察力・洞察力が高まった。本年度、加西市の市長選挙の公開討論会において、生徒が湿原の保全について質問し、行政的なアプローチを試みるなど、湿原の魅力や価値を広めるために情報発信している。

県立神戸商業高等学校

地球の生態系の保全に努めるためのマイクロプラスチック問題への取り組み

 西舞子海岸でのごみ回収は、主催されている西舞子1丁目自治会と共に行っている。回収したマイクロプラスチックは、精製を行い、アクセサリーの材料にしている。学校行事において、本校生徒、保護者へ、校外活動では小中学生へ、アクセサリー作製やプレゼンテーション発表をし、SDGs啓発を行うことで、環境問題を、自身が取り組んでいくSDGsの一つとして捉えることによって、理科的な視点からも考察できるようになった。

特別支援学校部門

県立視覚特別支援学校

人々が暮らしやすい街づくりに向けた、地域住民等への情報発信

 今年度、生徒と自転車の接触が起こっていることから、通学時の安全確保に関する生徒達の課題意識が高まり、中学部では徒歩学習の中で自分達が学びやすい学校、地域の方も安全に生活できる街をつくる方法について意識するようになった。「視覚障害者が暮らしやすい街づくりは、みんなが暮らしやすい街づくり」を発信し続けた結果、垂水区長が来校され、生徒が感じたことをインタビュ―することにつながった。また、「展示施設に拡大鏡の設置」の提案が、設置される方向に進む等、垂水区長と連携した地域福祉の向上にもつながった。

県立神戸聴覚特別支援学校

世界をよりよい方向へ変えていくために 自分たちができること

 ユニクロがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに取り組む「届けよう服のチカラプロジェクト」と銘打った学習プログラムに参加した。校内外に協力を呼びかけ、不要な服を563着回収し、生徒達が不要な品物を持ち寄り「神聴オークション」を開催した。生徒達が品物のよさを紹介するプレゼンテーション、ポスター発表、入札等を実施し、大盛況だった。「世界のどこかの、誰かのためになる仕事を、中学部のみんなで協力してやる!」という目的意識がうまれた。

表彰式の様子

ひょうごSDGsスクールアワード2023表彰式を開催しました。

  • 日 時:令和5年12月14日(木)13:30~15:00
  • 場 所:兵庫県公館大会議室
  • 参加者:12校園

 兵庫県教育長から、表彰状とトロフィーが受賞校園に授与されました。

 昨年度に引き続き、最優秀賞には金のプレート、優秀賞には銀のプレートがつけられた七色に発光するトロフィーを記念品としてお渡ししました。

はじめに最優秀賞の4校園への授与を行いました。

各学校園2名が参加し、それぞれ表彰状とトロフィーを受け取りました。

最優秀賞の学校園への授与に続いて、優秀賞の8校園に表彰状とトロフィーの授与を行いました。

授与に続いて、ひょうごSDGsスクールアワード審査委員会、中瀬委員長から、審査講評をいただきました。

【ひょうごSDGsスクールアワード審査講評】

  • 昨年度に引き続き受賞された学校園もあり、継続してSDGsの目標達成に向けて取り組むことで、活動が日々の生活に浸透し、当たり前のこととして生活に根付いている。
  • 同じ学校園の中だけでなく、大学生や地域の方々と一緒になって活動に取り組み、様々な体験を工夫して行うことで、意欲が高まっている。
  • 様々な社会の課題とSDGsとのつながりを知り、「持続可能な世界を築くために自分達はどんなことができるのだろう」と考えて、行動できるようになってほしい。
  • SDGsは17の目標が印象的であるが、SDGsレイヤーケーキモデルを意識し、環境と社会と経済の3つの層を関連付けて取り組み、みなさんのSDGsの考え方や取組がさらに広まることを期待したい。

表彰式終了後は、表彰状とトロフィーを持って、記念写真撮影を行いました。

ひょうごSDGsスクールアワード2022

 ひょうごSDGsスクールアワード2022では40校園(未就学児部門12園、小学校部門13校、中学校部門7校、高等学校部門7校、特別支援学校部門1校)の応募があり、最優秀賞として4校園、優秀賞として12校園を選出しました。

表彰校園とその取り組み

最優秀

※最優秀賞についてはバナー画像をクリックすることで動画を観ることができます。

未就学児部門

芦屋市立精道こども園

『スギナ畑ジュース』大作戦

 子ども達は園に自生しているスギナが「畑にとっての自然の農薬と肥料になる」と知り、代々引き継いでいる大切な畑のために「スギナ畑ジュース」を作成した。それを使うことにより、たくさん収穫ができたことを喜んだ子ども達は、その良さをもっと多くの人に知ってもらおうと保護者、市役所や地域への発信に取り組んだ。

小学校部門

姫路市立白鷺小中学校(前期課程)

姫路城中曲輪蝶園創造事業~400 年前の蝶の飛び交う城下再現~

 市蝶であるジャコウアゲハは、かつて姫路城の周辺で飛び交っていたが、今日ではその姿を見かけることはなくなった。SDGsの理念のもと、学校と地域が協働し、2018年より「姫路城中曲輪バタフライガーデン」と銘打ち、総合的な学習の時間等で蝶の生育環境保全活動を通じた探究学習に取り組んだ。

中学校部門

西宮市立山口中学校

ボランティア生徒が受け継ぐモリアオガエルの保護活動

 兵庫県レッドリストBランクに指定されているモリアオガエルの保護増殖活動は、始まってから今年で54年目を迎える。活動の中心であった理科部が廃部になってからは、「モリアオガエル保存会」のボランティア生徒が活動を継続させ、5月の卵塊採集から7月の放流、地域への啓発や、保存池の維持活動に取り組んでいる。

高等学校部門

東洋大学附属姫路高等学校

地域資源を活用した自然循環型社会を目指した取り組み

 学校の近隣では、農業従事者の減少により耕作放棄地が増えている。ここで幻の伝統野菜、姫路若菜等を栽培し復活させ、特産品を製作し注目をあび、耕作放棄地の有効利用のきっかけを作った。また、育てた農作物が鹿による被害を受けた経験から害獣を地域資源にできないかと考え、解体から体験し特産品化することで命の循環を行っている。持続可能な社会を考え、多世代交流を行い、地域が抱える問題を解決する活動に取り組んでいる。

優秀

未就学児部門

インターナショナル・プリスクール CHES

子どもたちの手で「ウクライナ人道危機救援金」に寄付できました

 ウクライナ侵攻による園児らの漠然とした不安を軽減するために「いま、私たちができることは何だろう」と園児らと共に話し合いを重ね、募金活動の実施に至った。1歳半からの全園児らが主体となり種を植えてひまわりの苗を栽培し、保護者や近隣住民むけのチャリティバザーを開催するとともに、苗を販売した売上金全額を寄付する活動に取り組んだ。

Kobe English Academy

英語・IBL学習、年2回のチャリティーウィークがもたらすもの

 社会課題(貧困、社会的弱者、環境破壊)について知り、アクションを起こすチャリティーウィークを年に2回行うとともに、Earth Dayへ参加するなど、日々の学習の中にSDGsにつながる題材を積極的に取り入れている。幼児期では身近な題材から、生涯を通じて地球にやさしい考えや行動をとれる人になるような教育に取り組んだ。

芦屋市立西蔵こども園

自分たちの海をきれいにしよう もったいないをなくそう

 近隣の川や海へ散歩に出かけた際にたくさんのゴミを目にした子ども達は、その後SDGs14項目に触れ、ゴミを食べた魚が死んでしまうことを知った。また再度海を訪れた際、生き物を守るためにゴミ拾いを行った後、ゴミを減らすために自分たちができることを話し合い、身近なゴミである紙を新しい紙に生まれ変わらせ、こいのぼり制作に取り組むことにした。

芦屋市立岩園保育所

仲ノ池の自然を守ろう!~葉っぱリサイクルクラブに参加して~

 地域の団体による「葉っぱリサイクルクラブ」(落ち葉の堆肥作り)が近隣の仲ノ池緑地で活動されており、令和元年度より毎年5歳児が参加している。池の自然やゴミの減量、環境活動の目的を知ると共に、「落ち葉踏み」「ふるいかけ」「発酵し温かくなった葉に触れる」等、日常では味わえない堆肥作りの過程を経験する等の体験活動に取り組んだ。

小学校部門

三田市立弥生小学校

広げよう!思いやり、つくろう!みんなにやさしい町

 令和3年度に実施された「SDGsフェスティバル」に参加し、地域がどのような取組をしているかを学習した。また、福祉教育で障害がある方とふれあう中で、自分たちができることや、「地球のみんな」が幸せに暮らすためにできることを考え、弥生小独自の「SDGsフェスティバル」を校内と地域の夏祭りで実施し、全校生や地域の方に自分たちの考えを広める活動に取り組んだ。

加古川市立上荘小学校

つながれ!広がれ!ふるさとの輪~上荘町じまん~

 従来から地域の老人クラブの方と田植え、稲刈り、とんどなど持続可能な稲作体験を行っている。またコウノトリが飛来するため池での「かいぼり体験」を通して、田んぼの水の行方を知り、地域の自然、産業、人のつながりについて学んでいる。全校生で行っている体験活動を通して、原風景が残る町のひみつを探り、紹介する活動に取り組んだ。

中学校部門

姫路市立坊勢中学校

自分たちで守ろう!ふるさと坊勢の自然と環境

 中学校3年間を通して、持続可能な開発目標(SDGs)の『14海の豊かさを守ろう』を軸に、坊勢島の自然や環境、文化、産業を学ぶ総合的な学習を行っている。海洋教育パイオニアスクールプログラムのキーワードである『海に親しむ・海を知る・海を守る・海を利用する』を位置づけた特色ある教育活動に取り組んでいる。

たつの市立龍野西中学校

たつの市のSDGs達成に向けて自分にできることは何だろう?

 現2年生が、SDGs委員を選出し、自分たちができることを考えながら実行している。以前から行っているペットボトルキャップ回収や古紙回収を、SDGsを意識した活動に変え、学年全員でポスターを作製するとともにフードドライブ活動にも参加した。

 これらの取組を「たつの市長への提案」という形で市長に伝える活動に取り組んだ。

高等学校部門

県立御影高等学校

生物多様性の保全を目指し、その価値の理解を深める

 六甲山に生息するキノコの標本を神戸市立森林植物園、兵庫県立人と自然の博物館、地域の施設などで展示している。また、キノコの観察記録の分析を行い、その結果を学会やイベントで発表している。最近は県外でも展示会や研究発表を行っている。これらの活動をとおして地域の方への、生物多様性とその保全についての啓発に取り組んでいる。

県立篠山東雲高等学校

篠山城堀における外来生物の駆除活動

 篠山城堀の環境を守る活動として、ウシガエルなどの外来生物の駆除活動を行った。

 駆除された外来生物も“命”あるものなので、地域のために活用できないかと考え、農作物の肥料にする研究を行っている。

 また、ウシガエルは、もとは食用として輸入されたものなので、食材として活用する研究にも取り組んでいる。

県立明石高等学校

スマホで植物調査、豊かな自然を活かして明石公園魅力UP大作戦

 スマホアプリを使って明石公園の植物図鑑を作成し、その植生についてのデータを収集・分析し、多様性の豊かさを検証した。明石公園の一層の魅力アップのために、その保全の必要性を発信するとともに、具体的な方法を提言した。今年度は、調査を広げながら、小学生や市民と一緒に樹木の名札を設置するなど、提言の具体化に取り組んでいる。

特別支援学校部門

県立視覚特別支援学校

視覚障害特別支援学校が地域や近隣の学校等と共に進める防災教育

 防災教育で、視覚障害にも対応した火災避難訓練や不審者対応等を積極的に実施している。

 また、本校併設の寄宿舎においては地域住民・自治会と共に防災訓練を行っている。

 中学部生徒は垂水消防署と連携した防災教育、高等部生徒は県立舞子高等学校環境防災科等の生徒と共に、防災に強いまちづくりを目指し取り組んでいる。

表彰式の様子

ひょうごSDGsスクールアワード2022表彰式を開催しました。

  • 日 時:令和5年1月24日(火)13:30~15:00
  • 場 所:兵庫県公館大会議室
  • 参加者:16校園

 兵庫県教育長から、表彰状とトロフィーが受賞校園に授与されました。

 最優秀賞には金のプレート、優秀賞には銀のプレートのトロフィーを記念品としてお渡ししました。

 このトロフィーは上部にSDGsカラーホイールが飾られ、スイッチを入れることで七色に発光します。

はじめに最優秀賞の4校園への授与を行いました。

各学校園2名が参加し、それぞれ表彰状とトロフィーを受け取りました。

最優秀賞の学校園への授与に続いて、優秀賞の12校園に表彰状とトロフィーの授与を行いました。

授与に続いて、ひょうごSDGsスクールアワード審査委員会、中瀬委員長から、審査講評をいただきました。

【ひょうごSDGsスクールアワード審査講評】

  • SDGsの取組が兵庫県下で、幼児期から高校生まで行われており、色々な視点で、時間をかけて取り組まれていることについて評価したい。
  • 世界規模や全国規模といった大規模な活動も大事だが、今回受賞された活動のように、地域に根差した小さな活動から取り組むことが大事である。
  • 絶滅危惧種等を復活させようとする活動を見聞きするが、その手段として、他の地域で採集したものを持ってきたり購入したものを放したりすることは遺伝子攪乱を起こす要因となる場合もあり、我々は慎重にならなければいけない。
  • SDGsは17の目標が印象的であるが、環境・社会・経済のつながりを意識してほしい。
    3つの層を関連付けて取り組むことが大切である。また、SDGsから派生している経済や倫理の話をどう扱うかを考えてほしい。

表彰式終了後は、表彰状とトロフィーを持って、記念写真撮影を行いました。

表彰式の様子はサンテレビNEWSでも放送されました。(外部)