小学校理科授業改善研究事業

義務教育課

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小学校理科授業改善研究事業とは

小学校理科授業改善研究事業では、平成27年度全国学力・学習状況調査(小学校理科)において見られた課題を踏まえ、理科の学力向上を目指すため、平成28~29年度の2年間にわたり、県内の授業改善研究校6校を指定し、思考力・判断力・表現力等を育む指導方法について研究しました。そして、各研究校における学力向上のための効果的な指導方法や授業展開等の研究を基にした、具体的な指導方法の工夫・改善内容を示した指導事例集を作成しました。

この指導事例集を通して、児童主体の問題解決的な学習が各学校において展開され、児童の理科への意欲が高まるとともに、科学的な思考力・判断力・表現力等が育まれていくことを期待します。
各事例から、授業改善のヒントを見いだしていただき、理科の授業力向上に向けて、ぜひ活用ください。

指導事例集の内容

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はじめに

はじめに

1 理科における確かな学力を育むために

(1)本県の児童の実態~平成27年度の全国学力・学習状況調査から~
(2)理科における主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業の具体的な場面
(3)理科の見方・考え方

2 小学校理科授業改善研究事業 指導事例集について

(1)授業改善の4つの視点
(2)実践事例ページの構成

3 授業改善の視点に基づく各研究校の授業実践

「自然の事物・現象から問題を見出し、主体的に解決させるための教材や導入の工夫」【適用】

佐用町立佐用小学校の実践
丹波市立南小学校の実践

「根拠(既習事項や生活経験等)に基づいた予想や仮説を発想し、見通しをもった観察・実験計画を立てさせるための手立て」【構想】【改善】

伊丹市立有岡小学校の実践

「観察・実験の結果を整理・分析した上で、解釈・考察し、説明させるための方策」【分析】【改善】

三木市立三樹小学校の実践
養父市立八鹿小学校の実践

「自分の学びを振り返り、自分自身の成長を実感できるための手立て」【適用】

南あわじ市立松帆小学校の実践

4 兵庫教育大学大学院 山本智一准教授の講話から

兵庫教育大学大学院 山本智一准教授の講話から

中間報告

この中間報告は、1年目の各研究校における特色ある実践をまとめたものです。各事例から、授業改善のヒントを見いだしていただき、理科の授業力向上に向けて、ぜひ活用ください。

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1 はじめに 事業の概要

2 兵庫教育大学 山本准教授の講話

3 各研究校による授業改善のポイント

  • 児童のやる気を高める学習マップの活用(伊丹市立有岡小学校の実践)
  • 対話による思考の深まりと説明力アップの工夫(三木市立三樹小学校の実践)
  • 「なぜ?」を大切にした主体的な観察・実験授業(佐用町立佐用小学校の実践)
  • 「読み語り」を意識した授業展開(養父市立八鹿小学校の実践)
  • 体験活動を取り入れた実感を伴う授業づくり(丹波市立南小学校の実践)
  • 話形とワークシートの活用による授業形態の工夫(南あわじ市立松帆小学校の実践)