メシエの窓(4)【天文部】

こんにちは。私たちが撮影した美しい星空を皆さんにお届けするコーナー、「メシエの窓」です。今回は秋の夜空を飾る「アンドロメダ銀河(M31)」です。まだまだ暑い今年の9月ですが、星空はすでに秋の星座が上ってきています。この写真は77回生天文部員が撮影したものです。

アンドロメダ座の中を見てみると、ぼんやりした雲のようなはっきりしない光が見えます。これは私たちが住む銀河系に最も近い銀河のM31です。肉眼で鮮明に存在がわかる唯一の銀河です。大きめの望遠鏡で写すと、渦巻銀河を斜め横の位置から見ているものだとわかります。直径は約15万光年(142京5000兆km)であり、私たちが属する天の川銀河より約5万光年大きい銀河です。写真の中央を横切っている線は撮影中に人工衛星が通過したことによるものです。