専門家や研究者を招いて理数セミナーを実施しました。
6月19日(月)[1年生]
演題:植物を生物の「試験官」として使う研究 ~植物情報伝達の最前線~植物の生存戦略を考える~
講師:京都大学化学研究所 柘植 知彦 先生
生徒の声
- 身近なものこそ、興味をもって見たり触れたりしていきたいと思った
- 食物と化学の関係性があることについてわかった
- 探究が楽しくなった
7月7日(金)[3年生]
演題:認知科学に学ぶ「探究」への道程
講師:兵庫教育大学教育学部教授 森 秀樹 先生
認知科学に学ぶ「探究」への道程 というタイトルで探究することの意義等についてお話しいただきました。
生徒の声
- 「思考は慣れたパターンをとりがちだ」ということを意識しなければ論理的な考え方ができなくなってしまう→批判的な考え方を大切に事象を評価する
- 一人で考えるよりも、複数で考えることによって、自らの偏りに気づくことができて、補正していくことができると感じた
- 会話は幼少期では他者の発話を真似しているだけと知り、人間が言葉を話したり、他者の気持ちを理解するためには、自分一人では発達できないとわかった
7月10日(月) [1年生・2年生]
演題:色で元素を分析する
講師:京都大学院理学研究科 馬場 正昭 先生
1年生は炎色反応と沈殿反応の実験を行い、班ごとにプレゼンを行いました。
2年生はコロイドの実験、観察を行いました。
生徒の声
- 大量の水に絵の具を一滴入れるだけでチンダル現象がみれたことに驚いた(2年)
- ブラウン運動、熱運動が見れて感動しました(2年)
- 固体では同じように見えても溶かしたり、燃やしたりすると全然違うのが面白い(1年)
- 今後技術の発達によって日常的に人間が可視光領域外の光を見ることができるようになるのかがきになった(1年)
7月11日(火)[1年生]
演題:科学と法学
講師:京町法律事務所(神戸)所属弁護士 岡田 知之 先生
法曹(弁護士、裁判官、検察官)へなるためににどうすればいいか。実際の司法試験の問題なども参考にお話しいただきました。また、特許に関すること、知的財産に関するとについてお話しいただきました。
生徒の声
- 法律の解釈は面白いと思った
- 社会で必要になる力はこれからの経験によって培われるため、たくさんのことを経験し、成長する必要があると知れたのがよかった
- 著作権への考え方。意外と、鑑賞作品やロゴ以外は著作権で守ってくれる年数が短いと思った
7月19日(水)[1年生]
演題:科学技術と人の幸せ
講師:住友ファーマ株式会社 小谷真奈斗 さん(本校58回生)
生徒の声
- 「何が正しいか何が合っているかは、その時の自分の選択だ。」という言葉がいいと感じました
- なんとなくを理由にするのではなく、奥深いところまで考えて意見を出すことが重要だと思いました
- いろいろな意見を聞いて、自分の中でのメリット・デメリットを考えて行動するべきだと思った
今後も月1回程度実施します。