令和6年度離任式を実施

離任された先生方からお話を頂き花束を渡してお別れをしました

4月9日(火)、令和6年度離任式を行いました。今年度の人事異動で本校から16名の教職員が離任されました。校務の都合で欠席された先生方もありましたが、11名の先生方にお越し頂いて離任の挨拶で生徒達を熱く激励頂きました。生徒会や部活動でお世話になった生徒からお一人ずつ花束を贈り、生徒達から感謝の拍手が起こりました。最後に離任される先生方の急なリクエストで、校歌斉唱を2,3年生で歌ったあと、校長の先導で先生方を見送りました。あとでお聞きすると、大きな声で歌う生徒と、頑張る生徒達の姿に、改めて小野高校は唯一無二の素晴らしい学校であると言って頂きました。

【離任された教職員(本校在職期間、教科(科目)、転出先):離任式での話の概要】

・大内克明教頭先生(2年間、数学、県立三田祥雲館高校へ):母校で勤められたことへの感謝と、竹内まりやの曲を流されて「命の大切さ」「周りの人を大切に」と伝えて頂きました。
・西田正人先生(16年間、数学、県立宝塚北高等学校へ):70回生の学年主任をした時の生徒の第一志望宣言から、浪人しても諦めずに京都大学に入学して京都大学法科大学院へ進学した生徒からの思いから、生徒達にメッセージを頂きました。
・上月義昭先生(10年間、理科(物理)、県立社高等学校へ):母校で高校生の時に「蜻蛉魂」をよく言われたが、蜻蛉魂の意味は聞いたことがなかったが、「私ってこうあるべき」「一人一人が持つ意味が違う」という風に思うと伝えて頂きました。
・太田裕美子先生(9年間、英語、県立明石北高等学校へ):小学校4、6年の担任の先生が厳しくも優しく答えを教えてもらえなかったが今でも感謝しており、その先生は小野高校の卒業生でなるほどと思った話から、小野高校は「唯一無二」を伝えて頂きました。
・安藤弥生先生(3年間、家庭、上野ケ原特別支援学校(ひかりの森分教室)教頭へ):うまくいった時を覚えておく、栄養が高くスポーツをして健康にきをつけて進路実現を果たして欲しいと伝えて頂きました。
・佐藤一矢先生(3年間、芸術(美術)、県立加古川北高等学校へ):小野高校の勤務は2回目であったこと、美術の作品は過程が大切で、その人しか作れない作品をつくり、いい部分を伸ばして欲しいと伝えて頂きました。
・藤尾智勝先生(7年間、地歴(地理)、県立香寺高等学校へ):地理の教員らしく北播磨の各市町の特徴を独自の観点で楽しく伝えて頂き、「夢叶える」「明るく楽しく」を伝えて頂きました。
・前川朋寛先生(7年間、保健体育、県立加古川東高等学校へ):先日の日曜日が誕生日で、子供からもらった手紙の「頑張ってね」という思い、小野高校の学校行事のパワーがすごかったこと、「不易流行」でいつまでも変化しない部分と新しいものを取り入れていく部分を大切にして欲しいと、「小野高校大好き」と言って頂きました。
・都築紫峰先生(2年間、商業、県教委高校教育課(指導主事)へ):ビジネス探究科がメインでしたが、総合的な探究の時間で普通科の生徒も関わることができ、学科や教科に縛られずに探究のサイクル、課題解決能力を身につけて欲しいと伝えて頂きました。
・北本篤志先生(4年間、理科(生物)、県立高砂高等学校へ):偶然の幸福の話から、付箋の弱い粘着力は失敗から生まれたことを例にあげ、合格するための時間、準備を大切にして欲しいと伝えて頂きました。
・Husic Mia(ふしち みや)先生(2年5ヶ月間、ALT、カナダへ帰国):英語でメッセージを伝えられた後、生徒は英語を頑張っているからと日本語で、「他の言語」によって仲間ができ見方が広がることを伝えて頂きました。

【離任式を欠席された離任された教職員】
・平田亮子先生(8年間、理科(化学)、県立三木高等学校へ)
・藤原雄先生(1年間、数学、県教委阪神教育事務所(指導主事兼管理主事)へ)
・河越あん朱さん(4年間、事務室、県教委義務教育課(主事)へ)
・井上美玖さん(1年間、事務室、退職)
・長谷川雅人さん(3年間、校務員室、退職)

離任された先生方のご健康とご活躍を、心から願っております。本当にお世話になり、ありがとうございました。