「大学入学共通テスト」に向けた激励と諸注意の学年集会を行いました
１月12日（金）、３年生（76回生）の「大学入学共通テスト」に向けた激励と諸注意の学年集会が行われました。気持ちを込めた大きな声で校歌を斉唱した後、校長からの激励の言葉の後、進路指導部長の太田先生からは激励と「共通テスト」に向けた諸注意の確認がされ、学年主任の濵野先生からは、「１日間は自己採点するな」「まわりの高校の言う言葉に左右されるな」など、細かな大事な注意がありました。生徒達は、気を引き締めて聞いていました。各クラスでＳＨＲをして、帰宅しました。
校長の私からは、２つのことを伝えました。①「平常心で全集中」：平常心で取り組むかが鍵であり、自分だけが緊張しているのではなく、大学教員の監督者もも緊張して臨んでいるので、雑念を捨てて「一点凝視法」で最後まで「全集中」を忘れないで欲しい。②詰めをしっかり：二宮尊徳が食卓に出た「たくあん」の端が皮が切れていかった時、「十中八九はできてもあと一つがパッとしない。これが成功と不正この分かれ目間じゃじゃ。」と家族に言ったエピソードから、共通テストでも諦めずマークミスなどの詰めをしっかりして欲しいこと等を伝えました。
能登半島地震で被災した石川県の高校３年生が大学受験を控えて、学校が始まらずに自主登校して教室で数人が勉強している様子が、９日のテレビのニュースで放映されたのを見て、その時の教室のホワイトボードの寄せ書きに「キッと、大丈夫」と書いていました。私はそれを見て、被災して登校していない友達も無事で「キッと、大丈夫」だという思いと、こんな状況でも頑張っている自分たちに向けて「キッと、大丈夫」だと自分も含めて友達同士でお互いを励ます言葉だと思いました。
そのような状況を見て、本校の３年生の生徒に応援の気持ちで「キットカット」を配ることにしました。メッセージ入りや、普段見ないレアなものまで16種類もあり、昨日校長室で、各クラスの人数を確認しながら分けました。「キット、大丈夫」「キット、なんとかなる」「キット、うまくいく」「キット、心配ないさ」「キット、願いかなう」などのメッセージが、生達に届けば嬉しいです。
「平常心で全集中」と「詰めをしっかり」で、明日からの２日間、自分を信じて頑張って欲しい。「キット、大丈夫」
