県教委主催の教育講座で、ビジネス探究科3年「課題研究」研究授業を行いました。
10月4日(水)、兵庫県教育委員会兵庫県立教育研修所主催の「商業科教育講座A」として、小野高校ビジネス探究科の取り組みを学ぶ目的の研修が本校で開催され、県教委の秋山指導主事と共に県内から12人の商業科教員が参加して研修が行われました。
午前中は「ビジネス探究科における商業教育-商業教育の専門性向上と充実を目指した取り組み-」という内容で本校商業科教諭3名が講義を行い、午後はビジネス探究科3年生の「課題研究」の授業を公開しました。その後、「課題研究や総合的な探究の時間の充実を目指して-各校における取り組みに学ぶ-」という内容で研究協議・演習が行われました。
研究授業後に実施された研究協議において、他校の先生方や指導主事の方から、本校の生徒が主体的に活動し、自分たちで意見を出し合いながら協働して研究活動を行っている様子や、どの生徒に質問しても自分たちの研究内容について自分の言葉で的確に説明できる姿に大変感動したという感想や、生徒たちが主体的に考えて行動できるような仕掛けが入学当初から学校全体で常々行われているということが素晴らしく、自校でもできることから取り入れていきたいという感想もいただきました。
本校のビジネス探究科の「課題研究」について、「これこそ本当の課題研究のモデル的取組であり、想像していたより10倍以上も素晴らしくて感動した」との指導主事からコメントがありました。観点別学習状況の評価については、「知識・技能」のみならず、「思考・判断・表現」する力や、「主体的に学習に取り組む態度」について評価されたことを大変うれしく思います。