県教委指定の「ひょうご学力向上研究事業」で研究授業と研究協議

科学探究科2年で、学力向上研究の研究授業と研究協議を行いました。

9月27日(水)、県教育委員会から指定を受けている「ひょうご学力向上研究事業」として、科学探究科2年生のクラスで、藤原雄先生の「理数数学Ⅱ」の研究授業と研究協議が行われました。兵庫県教育委員会高校教育課から柳原指導主事が来校し、兵庫県下から23人の数学科の教員による見学のもと実施されました。

令和4年度入学生から学習指導要領の改訂が年次進行で実施され、「主体的・対話的で深い学び」の授業をICTを効果的に活用して実施されることが求められています。本校では、2,3年生の教室を9月から黒板からホワイトボードに変更して、これまでより効果的なICT教育を推進しています。

今日の授業では、ICT機器を効果的に活用し、生徒は個人で問題に取り組むだけでなく、ペアでそれぞれの問題の解説をしあったり、問題が解けた人のところに行って理解を深める展開でした。問題が解けたときには、ガッツポーズをしたり笑顔になったり、主体的に学習に取り組んでいたのが大変印象的でした。授業の最後に、1人1台端末で振り返りが行われました。

研究授業後に実施された研究協議において、他校の先生方や指導主事の方から、本校の生徒が主体的に熱心に教えあって学びを深めている様子について、大変感動されていました。今後も、さらに「知識・技能」だけでなく、「思考・判断・表現」する力や、「主体的に学習に取り組む態度」の学力の3観点を積極的に育てていく授業を行っていきたいと思います。