生徒会執行部と校長との校則等に関する意見交換会

生徒会執行部が校長と校則等の見直しについて意見交換会を行いました。

9月21日(木)、生徒会執行部の代表5人と校長との校則見直しについて意見交換会を行いました。出席したのは2年生の生徒会長の小薮千日奈さん、生徒会副会長の張馨心さん、体育委員長の今村優さん、文化委員長の山本由弥子さん、会計委員長の井筒大輔くんの5人と生徒会担当の藤原雄先生が、意見をまとめた資料を用意して校長との意見交換を行いました。

内容は、生徒会が実施した生徒アンケートの結果や制服検討委員会が生徒や保護者に対して行った結果を踏まえて、制服の見直しをはじめ、学校指定カバンや防寒着やスマートフォンの利用などについてで、生徒が困っている様子などを話してくれました。LGBTQへの対応や体温調整の困難さ、通学中の不便や他人に対する迷惑など、様々な視点での意見交換になりました。

文部科学省が昨年12月に改訂した「生徒指導提要」において、「こどもの権利」を踏まえて「自由に自分の意見を表明する権利」について理解するように求められ、校則の見直しについては、「校則は何のために設けられたきまりであるのか、教職員がその背景や理由についても理解しつつ、生徒が自分事としてその意味を理解して自主的に校則を守るように指導していく」ことが求められています。

生徒の意見を尊重し、校則が「学校の教育目的に照らして適切な内容か」「現状に合う内容に変更する必要はないか」「本当に必要か」などを常に考えて見直しを検討したいと思います。また、校則によってマイナスの影響を受けている生徒がいないかも考える必要があります。今日の意見交換は貴重な時間となりました。今後もこのような機会を持ちたいと思います。