今年度の人権講演会は、「自分は自分、人は人」～コンプレックスと向き合って～というテーマで、講師として千歳歓先生をお招きし、ご講話いただきました。
初めは、難しくて話の方向性がわからなかったかもしれませんが、「コンプレックス」、「序列」などのキーワードが出るに従って、生徒の皆さんには今回の話の筋がわかってもらえたと思います。千歳先生自身の中学・高校時代のエピソードを交えて話をしたり、特別支援学校での勤務時代の話など、皆さんに身近に感じられることが多く、これからの人との向き合い方、自分への向き合い方など参考になったことが多いんじゃないかと思います。
私は、“コンプレックスがあるから、ついつい優劣で他人と順番をつけて優越感を持つ。でもその序列こそがコンプレックスを増大させる。だからこそ、自分は自分、人は人、それぞれ皆違っていて、序列ではなくその多様性を認める自分、社会、世の中であって欲しい”と、心の中でまとめました。
廊下には、人権に関わる３年生のポスター発表もされていました。どれもよくまとめられていて、「南の生徒は結構やるな～」と思っていたら、千歳先生も同じように感心されていました。
