今日5月20日(火)は中間考査最終日で、午後から芸術鑑賞会でした。
本校では芸術鑑賞会を3年に1度実施しており、今年度は演劇鑑賞です。東京演劇集団 風 の皆さまがお越しくださり、「ヘレン・ケラー」を上演していただきました。但馬は物理的条件が非常に悪く、芸術文化における「ほんもの」を観る機会がほとんどありません。そのため、今回の演劇は生徒にとって大変貴重な機会です。
生徒が早く集合して上演までに時間があったため、学年ごとにバックヤード等を見せていただきました。ステージに上がったり、階段を上ったり、また井戸水をポンプから出してみたり、衣装を着せていただいたり・・・。一気に生徒のテンションが上がりました!
2時間弱の演劇でしたが、驚くことに生徒はほとんど身じろぎすることなく、舞台をじっと見ていました。「ほんもの」の持つパワーに圧倒されるとともに、感動をいただいた素晴らしい時間でした。
最後に生徒会長がお礼のことばを伝えました。「一番心に残っているのは、最後の場面でヘレン・ケラーが指文字で家族の名前を書くところでした。村岡高校の学校祭は、全校生が演劇をします。今日のように心を動かせる演劇にしたいと思います。」
東京演劇集団 風 の皆さま、感動をありがとうございました。また、演劇後の生徒会役員との座談会にもご出席いただき、感謝申し上げます。「座談会での生徒の感想を聞いて、涙が出そうでした」と、生徒が今までの学びを通して劇への感想(「共生社会」などについて)をしっかり述べたことに対して大変感心し褒めていただいたことも、生徒の自信になります。本当に、ありがとうございました。
生徒の皆さんも舞台の片づけのお手伝い、ご苦労様でした。
最後になりましたが、PTA会員の皆さまのご支援のお陰でこのような素晴らしい舞台を生徒に見せることができました。心からお礼申し上げます。
*東京演劇集団 風様のブログに、今日の様子が掲載されます。ご覧ください。