北高 校長室から 136 「特色類型発表会」

本日は元々、卒業したばかりの「特色類型」の生徒11名が、1・2年生に対して、「特色類型」について発表をするはずでした。
これまでにない、今回初めての行事でした。

自分たちの3年間の「特色類型」での取組・実践について発表する予定が、突然の「臨時休校」の影響で、実施できなくなってしまいました。

しかし!
それでは、初めての特色類型発表会に向けて熱心に準備してきた生徒たちの努力が水の泡となるので、大変可哀想です。
そこで、聴衆を在校生ではなく、教職員に切り替えて実施することにしました。

在校生が登校できるようになってから改めて実施してもよいのかも知れませんが、卒業生は、アルバイトや教習所の予定がどんどん入るので、いつから学校が再開するかの目処も立たない状態では、延期は難しかったのです。

★スクリーンがよく見えるように部屋を暗くしていたので、写真も暗くて申し訳ありません!
(このブログでは、原則として写真の加工はしない主義です・笑)

さて、肝心の発表ですが、約1時間にわたり、スーツ姿も凜々しい卒業生11名が、順番に自分の担当部分を話しました。
スクリーンに現れるのは、年間通じて撮影したビデオが中心でした。

私自身は着任から1年近く経ち、特色類型の取組について一通りのことを知ってはいましたが、今日の発表は、「北高の特色類型」について非常に分かりやすく、よくまとめられたものでした。

校内での日頃の学習の様子はもちろん、近隣の高齢者施設訪問や、「高齢者疑似体験」、手話や点字の学習の様子、などなど、動画が中心なので、とっても分かりやすい発表でした。

そして、もう一点、私は思いました。
■ぜひこれを「学校外にも」発表したい❗と

要するに、中学生の皆さんにも、ぜひ見ていただきたいと思ったのです。
「北高では、こんなことをしていますよ」
「北高の特色類型とは、こんなところですよ」、と。

在校生の特色類型以外の生徒たちに対してはもちろん、少しでも北高の特色類型のことを考えてくださっている中学生の皆さんにとっても、絶対アピールできる内容でした。

今日の発表を在校生に見せられなかったのは大変残念でしたが、機会があれば、ぜひまた別の場でも、このような発表をしたいと思います。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥