学校長挨拶

　兵庫県立柏原高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
　本校は、1897年(明治30年)４月に、兵庫県柏原尋常中学校として開校、本年度で創立127年目を迎える伝統校です。これまで丹波の地における中等教育の要としての役割を担い、第47代内閣総理大臣芦田均氏をはじめ、各界に多くの人材を輩出してきました。卒業生は、４万２千人を超え、国内外で活躍しています。その歴史と伝統を次代へと引き継いでいくため、「進取創造」「質実剛健」「敬愛和協」を校訓に掲げ、新たな時代を力強く生き抜く豊かな人間性と確かな学力を兼ね備えた人材の育成に取り組んでいます。
　令和４年度からは、文部科学省の「新時代に対応した高等学校改革推進事業（普通科改革支援事業」の研究指定を受け、地域や関係機関の協力のもと探究活動を中心に研究を進めてきました。そして、その成果を元に、県内初となる普通科新学科「地域科学探究科」を本年４月からスタートさせました。この新学科を中心に生徒の主体的な学びの深化を、探究活動等を通してさらに発展させる取組を全校展開します。
　ふるさと丹波を支える人材育成の拠点としての本校への期待はますます大きくなっています。今後も、主体的に物事にチャレンジする生徒、多様な価値観を理解し協働する生徒、地域課題の解決に積極的に寄与する生徒の育成をめざし、教職員一丸となって教育活動に取り組んでまいります。
　このホームページで、柏高（はっこう）の様々な教育活動、生徒の活躍の様子などをお知らせしていきます。卒業生や地域の皆様、中学生やその保護者の方々、全国の学校関係者の皆様等、多くの方々に閲覧していただければ幸いです。
　仲間と協力し、切磋琢磨しながら文武両道の伝統を守りつつ、自分の可能性に挑戦し続ける「柏高生」の活躍にどうぞご期待ください。

令和６年４月１日