1月19日から、3泊4日で修学旅行に行って参りました。
初日、私が同行したのは「アイヌ民族博物館‐ウポポイ」と「昭和新山熊牧場」。
「ウポポイ」とはアイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味します。アイヌ文化や習慣、生活などが体験できる、素敵な空間でした。突然の降雪であっという間に白銀の世界となりましたが、そばにあるポロト湖では、ワカサギ釣りに勤しむ人たちのテントが彩りを添えていました。
しばらくバスに揺られ、「熊牧場」へ。未だ白煙をたなびかせる昭和新山をバックに記念撮影を終え、ヒグマたちとのご対面。売店で手渡された熊の餌は、おいしそうなリンゴとクッキー。「ちょうだい」の仕草がなんとも愛らしいヒグマですが、一方で住民に被害を加える獰猛な野生を見せます。アイヌには「イオマンテ(熊祭)」という儀式がありますが、カムイ(神)とヒグマ、そしてアイヌの人たちの生活とのつながりに思いをはせました。
2日目、3日目はゲレンデでの活動です。スキースクールの開校式で「晴れ男」宣言をした私ですが、その宣言通り2日とも晴天。気温も上昇し、せっかくのパウダースノーも、午後には砂利のように凍ってしまいました。
最終日は札幌観光。大通公園のテレビ塔を中心に、それぞれが思い思いの観光や食べ歩きを楽しみました。
修学旅行は、高校生活での一大イベントです。生徒たちは集団活動での約束事を守りながら、精一杯楽しんでくれました。素晴らしい思い出と経験を胸に、次のステージへと歩みを進めてもらいたいと思います。
学年団の先生方、旅行社や看護師みなさん、写真屋さん、そして、お子様の土産話を楽しみにされていた保護者の皆様、4日間ありがとうございました。