初めての感覚! 「横尾忠則 連画の河」を見る

7月12日に、横尾忠則現代美術館に行ってきました。

この日は「自由に話せる観覧日」!
兵庫陶芸美術館など、いくつかの美術館や博物館で第2日曜日に開催されている、楽しく話しながら観覧できる日です!

美術館は静かで堅苦しい雰囲気…子どもと行きたいけど話し声が響きそう…と不安な方にもぜひ、おすすめしたいです!
実際入館してみるとご夫婦で何を描いているのか話されている様子や、友達同士で来館して、隣接するカフェへ行きたいという話も聞こえてきました☺️

さて、横尾忠則現代美術館では「横尾忠則 連画の河」が開催中です。

連画とは、モチーフを自分なりにアレンジしながら歌を次々と連ねていく連歌のように絵を連ねていく、横尾忠則独自のスタイル。
同級生と撮った写真の絵を起点に、次々と絵の内容が変化して雰囲気が変わっていくのを楽しむことができます。

「太陽系をコントロールするメキシカン」

「赤い恋」

例えばこの二枚。
メキシカンハットをかぶった男性、帽子をかぶった女性、刀を持った五人組というように、描かれているものは似ていますが、色遣いや描き方は違っています。

あったものが消えたり、さっき小さかったものが大きくなったりするのを見ていると、思い出が美化されたり、思いついたことが変わっていったりするような不思議な感じを思い出します。

「オズの魔法術」

「核の傘」

印象に残っている二枚。
これ同じ人が描いたのか…と思うほど雰囲気がガラッと変わりますね。
オズの魔法術の方が先に描かれたものなのですが、楽しい雰囲気から一転、核の傘ではどろどろした暗い雰囲気の絵に変わります。

戦争もこんなふうに突然始まってしまうものなんだろうかと怖くなりました。
こうして二枚を見比べてみると、オズの魔法術の方では人がそれぞれいろんな服を着ているのに核の傘では二種類の服しかないのにも恐怖を感じます。

絵の細かいところにまで目を通すと、これさっき見たぞ!と気づくようなモチーフが隠れていることが分かる今回の「連画」。
横尾忠則現代美術館に行ったのは今回が初めてだったのですが、一枚一枚の絵をじっくり見るきっかけにもなり、とてもいい時間を過ごすことができました。

「横尾忠則 連画の河」は8月31日まで開催しているので皆さんもぜひ、足を運んでみてください!

(Written by はな)