なぜ?どうして?不思議な作品が集合!in県立美術館

はじめまして!今年度からヒョーゴ・ミュージアム・サポーターズに参加している、はるちと言います。美術館や博物館などの魅力をたくさんの人に知ってほしいと思い活動しています✨

2026年7月9日(木)から7月15日(水)まで開催された「ひょうごプレミアム芸術デー」を機に、兵庫県立美術館を訪問しました!

兵庫県立美術館では、特別展「県立ミュージアムズ連携企画 ミュージアムのミステリー」、コレクション展 Ⅰ「中原佑介の言葉―コレクションを見るあたらしい眼」、そして兵庫県立美術館の設計を担当した安藤忠雄氏の設計模型や構想スケッチなどが展示されている「Ando Gallery」を観覧しました。

その中でも、今回は特別展「県立ミュージアムズ連携企画 ミュージアムのミステリー」で私が惹かれた作品をいくつか紹介したいと思います🌟

「創世記」谷原菜摘子 2021年 兵庫県立美術館

この作品が現れた途端、圧倒的な輝きと吸い込まれるような不思議なパワーを感じました。

ここには若い男女の人魚たちが描かれており、ベルベットという光沢のある黒い布に、絵の具やラメで描かれていて、見る角度や場所を変えると違った表情を見ることができます。

そして、この写真を見て気づいた方もいるかもしれませんが、床に絵が反射しているんです。私は特にここに惹かれました。なんだか岸にいる人魚が海に反射しているように見えませんか?

近づいて見るだけでなく、ぜひ離れたところからも見てみてください👀✨

「消えた橋」横尾忠則 1999年 横尾忠則現代美術館

この水辺の景色は兵庫県西脇市出身の横尾忠則さんが、子どもの頃に大雨で流された橋をお母さんにおんぶされながら見たものだそうです。

流された橋を見に行くって危なくない…?よく見たら真ん中が‪✕になっているなぁ、豪雨の後の川の音が聞こえてきそうだなぁ、など思いながら作品に近づいてよく見てみると…

なんと、絵が描かれた布がいくつも重なっているんです!これに気づいた時、鳥肌が立ちました。

私たちにも、断片的な記憶がいくつも合わさってひとつの大きな記憶になることってたまにありませんか?それを平面に描くのではなく、何枚もの布に描き、ひとつの作品にすることで重なり合った記憶を感じる、不思議な作品でした。

「Steps」祐成政徳 2012年 兵庫県立美術館

一見何の変哲もない階段に見えるこちらの作品。実際に上れるそうなので上ってみました。

1段、2段、3段……最後の段を登るときに手が引っかかる!

よぉく見てみると手すりのここの部分だけ、ボコっとでっぱりがあるんです👀🔎

一旦、上まで登って全体を見渡してみます。美術館の作品が置いてある部屋で階段を上ること自体が初めての体験だったので少しドキドキしました。いつもより少し高い位置から見る美術館はなんとも言えない不思議な感覚でした。

手すりに手をかけて1段降りるときに、やっぱりでっぱりに引っかかります。

どうしてここにでっぱりがあるのでしょうか。でっぱりがなければスムーズに上り下りができる階段。でもでっぱりがあることでそこで1度立ち止まることになります。進む前に、一度立ち止まって確認しよう、と言われているような気がしてきます。

みなさんもぜひ体験して、どうしてここにでっぱりがあるのか考えてみてください😌💭

今回はここまでになります!

ちなみに、この特別展には参加している各ミュージアムに展覧会限定オリジナルキャラクターが設定されており、撮影スポットもありました📷✨

私は県立美術館のキャラクター「ルドるん」に心奪われて図録とポストカードを購入しました!

(展示されていたルドるんです👁️)

この特別展は2026年9月13日まで開催されています。(高校生以下は無料です!)

県立美術館では特別展の他に、安藤忠雄氏の建築を肌で感じることができたり、様々なコレクションを観ることができるので、夏休み期間に足を運んでみてはいかがですか💁🏼🌻

(Written by はるち)