太子町総合運動公園 柳池で環境保全活動と生物調査を実施

 3月20日(土)、太子町総合運動公園内の柳池で、太子町役場まちづくり課が主催する環境保全活動と生物調査に自然科学部生徒3名が参加した。

 現地での活動の前に、太子町役場で環境学習会が行われた。講師の津田英治氏(姫路市環境局環境政策室)から、生物多様性やビオトープ、ため池の水を抜く効果について話していただいた。

 その後、すでに水を抜かれた柳池で、池の内外のゴミを集めたのち、生物調査を行った。ため池には、外来種のコイやゲンゴロウブナ、アメリカザリガニ、イシガメ、マルタニシなどが、生息していた。水草ではガマやヒシ(果実)、イトタヌキモの仲間などが確認できた。

 7月には体験学習館がオープンするが、柳池の効果的な環境学習への活用が期待されている。

 龍野高校自然科学部や課題研究において、今後太子町まちづくり課と連携しながら、播磨の絶滅危惧種の生息域外保全に活用できないか、実験的に試作を計画中である。そのためには、シカ対策やコイ・アメリカザリガニ対策だけでなく、他の植物の生育を阻害するセイタカアワダチソウの駆除など多くの課題があることも、今回の調査で分かった。

柳池とその周辺
水生植物・湿生植物・草原植物の生息域外保全を検討したい.
左に、建設中の体験学習館と備蓄倉庫がみえる。
柳池の保全活動
捕まえたコイやフナ 
多くは人が移入したと考えられる。