絶滅危惧植物サギソウの保全活動を実施

1月16日(土)たつの市内の湿地で、自然科学部の生徒3名が、絶滅危惧種サギソウの保全活動を行いました。

湿地の植物群落は遷移(植物群落の年数の経過に伴う変化)が進行すると、小型草本から大型草本へ、そして陽樹の低木林へと変化します。カモノハシやススキなどの大型草本が密に生育するようになると、小型のサギソウは日照不足により個体数が減少します。そこで大型草本を除去し、人為的に攪乱することで小型草本の日照時間を回復します。日照条件がよくなると、サギソウだけでなく食虫植物のモウセンゴケやミミカキグサ類の個体数も増加します。 里山の管理と同じように、すべてを一斉に刈り取るのではなく部分的にパッチ状に刈り取ることで、湿地の中に多様な植生をつくることが、昆虫など動物も含めた生物多様性の維持に必要です。

龍野高校生による地域の生物多様性保全活動「生物多様性龍高プラン」は兵庫県より「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト」に選定されています。

また西播磨県民局「高校生社会参画支援事業助成金」より活動費の支援をうけて活動しています。

写真1 カモノハシの密生する場所での、除草作業
写真1 カモノハシの密生する場所での除草作業
写真2 多くの県で絶滅危惧種に指定されている、
カヤネズミの巣跡
写真3 除草前のカモノハシ・ススキ群落
写真4 作業後 表土に日光があたるようになった