「西高 校長室の窓から № 053 (2017.1.16)」
先週の土日、全国から約57万人余りの受験生が、大学入試センター試験に挑みました。本校からも、ここ数年で最多の225名が、近隣の5大学に分かれて受験しました。学年の先生方は、西高生が安心安全に受験し、実力を発揮できるようにと、それぞれの会場に駆けつけました。皆さんにその温かい想いが伝わったはずです。
本日、自己採点が行われ、間もなく校内での集計が私の手元に届きます。結果に一喜一憂することなく、しっかりと足下を固めて、次のステージへの準備を怠ることのないようにお願いします。
また、この週末は日本全土が大寒波に襲われ、各地で降雪や積雪がありました。兵庫県の北播・丹波、但馬地域では、近年になく大雪が降ったそうです。私の住む川西でも、北部は数センチの積雪があり、今朝は道路が凍結していました。近隣の高校では、凍結路のためにバスの運行が遅れたり、事故渋滞に巻き込まれて、なかなかスムーズな始業とはいかなかったところもあるようです。また、膝あたりまで雪が積もり、やむなく臨時休校にした高校もありました。自然の驚異に対して、私たちは非力です。自然に逆らうことはできませんが、常に準備を整えたり、心構えをしておいたりする必要はあります。
私も今朝は車通勤をあきらめて、バスと電車で出勤しました。自宅から最寄りの駅まで、普段は20分程のバスの時間が、事故渋滞で50分もかかってしまいました。早めに自宅を出たからまだ間に合いましたが、もう少し遅く出ていたなら、ギリギリだったかもしれません。
38回生の皆さん、これからが受験の本番です。受験会場へは余裕をもって行けるように、心の余裕をもって行動しましょう。
＊昨年は見ることのできなかった西高の雪景色はとても幻想的でした。
校長 八木 基雄
