人を理解すること、愛すること-1学期終業式式辞より

学校生活

「西高 校長室の窓から № 032(2016.7.20)」

先ほど、第1学期終業式が終わりました。今、各ホームルームでは1学期の通知表が手元に届いている頃だと思います。私が認証したばかりの生徒会長が、私の式辞より立派に西高生へメッセージを送っていました。「夏休みはこれまでの自分の生活を振り返る絶好の機会です」と。西高生の皆さん、どうか健康で有意義な夏休みを迎えてください。

〔第1学期終業式式辞より〕

先日、近畿地方の梅雨明け宣言がなされ、蝉の鳴き声があちらこちらで聞こえるようになりました。また、高校野球の聖地甲子園の壁面を飾るツタの翠が一層深みを増して、目にも鮮やかな季節となりました。

いよいよ明日から待望の夏休みが始まります。第1学期終業式にあたり、皆さんに私からのメッセージを送ります。

それは、

「愛の反対は憎しみではなく無関心である」

ということです。

愛とは何か。それは無関心の反対だから関心をもつことだ」と、死を待つ人の家を創設したノーベル平和賞受賞者、マザー・テレサは言っています。

これは、「友達同士でもまずお互いに関心を持とう」ということで、そのためには、あいさつや日頃のコミュニケーションがいかに大事かということです。どうか、相手を敬い、相手をもっと知り、信頼できるたくさんの仲間を増やしてください。

もうひとつは、

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから

ということです。

特に強調したいのが、「言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。」です。

言葉というのは、普段、何気なく使っているものですが、それだけに気をつけなくてはなりません。マイナスな言葉ばかりを発していれば、自分自身を傷つけるだけでなく、周囲にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

最後に、夏休みは開放的になり、様々な誘惑も多い時期です。本校の校訓にあるように、「自律」すなわち、自分を厳しく律して、普段なかなかできない読書に勤しむことも、また皆さんの人間としての幅を大きく広げることになります。

先日発行された「保健だより」の寄稿文「人を理解すること愛すること」から、

「たくさんの読書は、人を愛する心を育てることにもつながるのです。教養も高まり、自身に落ち着きや自信もついてきます。」

という植村先生のことばを紹介して、第1学期終業式の式辞とします。

9月1日、元気な皆さんに再会できることを楽しみにしています。

今日の表彰伝達式では、ソフトボール部、柔道部、陸上競技部、写真部、放送部、ユニークなのは「お~いお茶新俳句大賞」の表彰状やメダルを伝達しました。高校時代は表彰されることに縁がなかった私は、とてもうらやましいです。皆さんの不断の努力に敬意を表し、賛辞を送ります。2学期はさらに私が疲れるくらいに表彰伝達ができるよう祈念しています。表彰された皆さん、おめでとうございます。

校長 八木 基雄

 

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