“西高魂”に魅せられて!-マラソン大会無事終了-

学校生活

「西高 校長室の窓から № 021 (2016.1.27)」

西高生の日頃の精進の賜なのか、ここ数日厳しかった寒さも緩み、今日は、本当にすばらしいマラソン日和となりました。私は教師になってから36年、数々のマラソン大会を経験していますが、こんなに全てのコンディションが整った日はありませんでした。雪が降ったり、凍結路だったり、小雨だったりしたこともありました。そこで、古くから西高にいる先生に伺うと、西高がマラソン大会を行う日はたいてい今日のような天候だとのこと。きっと西高生の想いが天に通じたのでしょう。

さて、今朝は、早くから西高生が武庫川河川敷に駆けつけ、それぞれにウオーミングアップに余念がありませんでした。体育科の先生方は7時前からコース設定や本部設営などの準備に取りかり、他の先生方も様々な役割を分担し、西高生が安心・安全に走破するのを見守りました。家庭学習に入った3年生の進路決定者の皆さんが、後輩たちの完走を様々な場所で支援しました。すばらしい西高生の見えない伝統のバトンは、このようにして先輩から後輩へと継承されるのです。

開会式では、開式通告、体育委員代表の開会宣言のあと、私は西高生に次のように激励のメッセージを送りました。

人は個性が様々に異なるように、体力も人それぞれに違います。自分の体力にあった方法で走ってください。自分の限界を広げることに挑戦することも大切でしょう。しかし、体調不良でこれ以上は無理だと判断したら、途中でリタイアする勇気も必要でしょう。西高生らしく、さわやかな走りを期待しています。

その後、2年生二人の息の合ったさわやかな選手宣誓のあと、男子は私の号砲一発、一斉にスタートしました。5分遅れで女子が一斉スタートし、冬の武庫川河川敷に飛び交う野鳥とともに西高生が躍動しました。私も間近で西高生のスタートからゴールを見守りました。応援しながら、「ファイト」「がんばれ」と声をかけると、多くの西高生が返事や反応をしてくれました。誰一人として手を抜くことなく走っている姿をみて、いつものように「西高生ここにあり!」と誇らしくなりました。

閉会式では男女上位10名にメダルと賞状を、20位までに賞状を授与しました。マラソンを観戦中、私はふと高校時代のマラソン大会の自分と重ねていました。中学、高校と5年間10㎞を走り、しんどいながらも成就感を味わいました。40年以上も前の話です。

その後の人生でも何度でも苦しいことはありました。しかし、あの時10㎞走れたのだからこれくらいは大丈夫と、どうにか気持ちで切り抜けたこともありました。「なんでマラソンなんかせんとあかんねん、しんどいのに」と思っている西高生がいたら、私のように40年も経てば、きっと今日の私のような感慨に耽る日が来るはずです。

マラソン大会で皆さんが示してくれた「西高魂」を讃えるとともに、キラキラ輝く西高生をあらためて誇りに思った1日でした。応援している私に、河川敷を散歩されていた地域住民の方が声をかけてくださいました。

「西高ですか?」

「はい、ご迷惑をおかけしています。」と私。

「いえいえ、私の娘も西高です。マラソンしんどかったって言ってました。まだ続いているんですね。がんばってください。」

西高生の皆さんは、このように、地域住民の皆さん、同窓生の皆さん、保護者の皆さん、たくさんの人々に支えられています。感謝の気持ちを忘れず、そしてこれからも「西高魂」&「西高 Pride」を忘れずに!

今夜はゆっくり身体を休めて明日に臨んでください。

最後になりましたが、暖かい声援に加えて、スポーツドリンクとチョコレートを西高生にプレゼントしてくださったPTA会員の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。(私の高校時代はM製菓の黄色い箱のキャラメルでした)

校長 八木 基雄

 

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