「西高 校長室の窓から №015 (2016.1.4)
本校オフィシャルブログをご高覧の皆さん、新年あけましておめでとうございます。
平成28年(申年)元旦、季節外れの暖い穏やかな年明けでした。皆さんはそれぞれ清々しい気持ちで、また決意を新たに、新年をお迎えになったことと拝察いたします。
西高生の皆さんにとって、この冬休みは、慌ただしい日々の生活から解放され、自由に様々なことに思いを馳せる絶好の機会だったのではないでしょうか。
元日の朝、私は、穏やかな冬晴れの気候に誘われて、生まれ故郷の丹波篠山へと車を走らせました。例年は地元の多田神社で初詣を済ませるのですが、年男の今年は少し気合いの入れ方が違いました。
篠山の繁華街にある春日神社には、朝早くからたくさんの初詣客が参拝の列をなしていました。私も辛抱強く列に並んで、家内安全や本校のますますの充実発展など様々なことを祈願した後、どこへ参拝してもめったに引くことのない「おみくじ」を運試しに引いてみました。なんと今年の私の運勢は「大吉」と出ました。私の源流である生まれ故郷で力強いパワーをいただき、幸先の良いスタートが切れました。
さて、本校は今年で創立40周年の節目を迎えます。
古くは枕草子第十二段に「峰は ゆづるはの峰 あみだの峰 いや高の峰」と記されるそのいわれ深き譲葉山が六甲連山の東端に位置し、本校はその麓に昭和52年4月に創立されました。草創期から、校訓である「自立・自律・捨身」を教育方針の根幹に据え、西高生が自己を確立し、自己をコントロールすることを身に付け、かつ他者と協力しながらよりよい社会づくりに貢献できる人材の育成を目指しています。また県下国際教育の先駆者としての自信と誇りを胸に、グローバル人材の育成にも力を注いでいます。
現在、これまで本校と縁を紡いだ皆様と、創立40周年の節目を祝賀する会を企画しています。詳細はまたあらためてご案内申し上げます。
今後も本校は校歌の一節にあるように「世代の譲りあやまたず 来るべき明日に備えて」諸先輩方の築き上げられた校風と伝統をますます発展させ、特色ある学校づくり、魅力ある選ばれる学校づくりに教職員一丸となって取組む所存でございます。
皆様には、今年もより一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、年頭のあいさつといたします。
追記
この4月、私たちと共に40周年の節目を迎える未来の西高生の皆さん、満開の櫻に彩られたゆずり葉の大地でお待ちしています。
平成28年仕事始めに
校長 八木 基雄