化学部 みやぎ総文2017に出場しました 4日目

8月4日(金) - 閉会式・自然史標本館 -

大会最終日は記念講演と閉会式です。記念講演では「東日本大震災の経験と教訓 - 知識は命を守る -」という題で東北大学災害科学国際研究所所長の今村教授がご講演をされました。6年前、今回宿泊した石巻市も大きな津波に襲われました。仙台空港や石巻市内など今回の道中のいたるところにその痕跡や記録が残されていました。またよく見ると沿岸部には新築の家かプレハブばかりであったり、不自然な空き地が点在していたり、、、まだ、復興途上の街と災害に対する研究の現状に様々な思いが交錯しました。

全国高等学校総合文化祭の自然科学部門が初めて開催されたのは2011年で、会場は福島県でした。今回自然科学部門が石巻市で開催された理由の一つに、そういった背景もあったと聞いています。

その後の、閉会式では残念ながら上位入賞にはなりませんでしたが、兵庫県では三田祥雲館高校天文部が地学部門最優秀賞を、一緒に医工学研修を受けた加古川東高校自然科学部物理班が物理部門優秀賞を受賞しました。

そして、今回の最後に3年生の希望で閉会式後、他の団体と逆方向の電車に乗って、東北大学薬学部の手前にある自然指標本館へ行きました。それほど広くない博物館ですが岩石や結晶,化石を中心に標本が所狭しと陳列されていました。

3年生は今回の研究をたった2人で研究を進めてきました。勉強だけではなく他の部活動や習いごとなど3つ以上のことを両立させ、手分けをしながらさまざまな種類の実験を繰り返し、膨大なデータを取り、議論をしながらこの大会に臨みました。まだ少しだけやることは残っているのですが、一応これで一区切りをつけ勉強優先の放課後、休日となります。そのためか,入賞できなかったことよりも「これで部活動が終わってしまう」という寂しさと「最後にいろいろな高校生と交流できた」という達成感が大きかったようです。

ちなみに残った2年と1年の部員は11月の県総文に向けて次の研究を始動しています。まだどうなるか読めない霧の中にいますが、今回の経験を糧に創部以来宝塚北高校化学部が大切にしてきたものを守りながら研究を進めていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします。