新聞報道あれこれ <校長ブログ285号>

新聞記事のブログが2つ続きましたが、先日11月30日(水)気になったことを紹介します。
この日、神戸新聞の1面に「理数学力 小中で過去最高」という見出しの記事がありました。4年に一度行われている国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)で、小4算数と中2数学が前回と比べて順位は5位のままでしたが、得点は前回を上回り、小4理科は4位から3位に、中2理科も4位から2位に、それぞれ順位も得点も前回を上回ったというものです。神戸新聞は5面にも「成績向上 企業が後押し」という見出しで記事を掲載しています。
ところが、他紙を見ると読売新聞が2面で「小4、中2の理数最高点」、21面で「日本 最上位層が増加」、35面で「成績向上 現場の工夫実る」とかなり詳しく扱っていますが、毎日新聞は3面で「国際学力 小中過去最高」、26面で「日本 意欲は依然低調」、朝日新聞は33面で「日本、学力調査で過去最高」、産経新聞は26面で「日本、全教科で平均点上昇」と、だんだん扱いが小さくなっているだけでなく、数学・理科の調査のはずが、いつの間にか全教科とも読める見出しになっています。ちなみに日本経済新聞は42面で「理数の平均点過去最高」とコンパクトながら押さえるところは押さえている感じでした。各紙の見出しを比べるだけで、こんなに違いがあります。
かつて、私が人と自然の博物館に勤めていた頃、篠山層群の恐竜化石発掘での記者発表後、記者からの質問に答える仕事をしていました。記者によって質問は様々で、よく内容を理解して質問する記者もおれば、中には研究員を怒らせてしまうような場違いの質問しか投げかけてこない記者もおられました。「正確に伝える」ということは、とても大切なことであり、それを文章にするというのはとても難しいことです。久しぶりに、そのようなことを感じた新聞報道でした。
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<文部科学省のホームページに紹介されている中学校の問題例です。どうですか?>
本校もグローバスサイエンス科があり、理系も各学年3クラスと数学・理科を得意とする生徒が多いはずです。夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

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