第35回 演劇科卒業公演

6月19日(土) 於 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)大ホール

第35回 演劇科卒業公演が開催されました。昨年に続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を縮小し、緊急事態宣言発令中でもあったことから、昨年よりさらに人数を制限し、関係者以外非公開での上演となりました。
3年間の集大成となる作品は、泉鏡花作『夜叉ヶ池』から「天撞く龍が如く」でした。感染症拡大防止のため、密、換気、消毒などに気を使い、対面を避けるなど様々な制限のなか、演技などの工夫をし、互いに協力し合い、この作品を作り上げてきました。当日もマスクを着けての演技となりましたが、3年間の成果を十分に発揮することができました。開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

~あらすじ~
株式会社ウオーターミラーのクルーは手記と手紙を手に入れた。どちらも越前三国嶽の山あいにある神秘の泉夜叉ヶ池とその近くの村について記されている。なぞめく雨乞い祭りのことや村の少女のことなど、一体なんだ?
夜叉ヶ池には古くから、龍神が住むと信じられている。現在では勿論禁止されているが、昔はたびたび起こる旱魃の時に、少女を龍神様に捧げてきたというのだ。
しかしここ数年でこの村に異変が。五年前の大旱魃に一人の少女が行方不明になった。それ以降この村では気象が安定しすぎている。これには大手製薬企業メビウスメディスンが謎の実験をしているという噂もある。
人ではない魑魅魍魎がいるこの場所に待っているのは新しい世界か、それとも破滅の始まりなのか。今、【天撞く龍が如く】の幕が開く・・・