「科学の甲子園」応援ブログ <校長ブログ1017号>

3月16日(土)
15日から埼玉県さいたま市で行われている第8回「科学の甲子園」全国大会に出場している本校グローバルサイエンス科2年生「GSボンバーズ」の活動を報告するメールを紹介します。
【科学の甲子園全国大会 2日目 実技競技3(総合競技)「ツール・ド・さいたま」】
最後の実技競技3は、事前公開競技で、与えられた材料を用いて作製したジャイロ二輪車でのタイムレースです。製作時間60分でコンデンサをエネルギー源に使用した二輪車でレース(手回し発電機による充電時間+30mのタイム)をするというものですが、この競技は1か月前に公開され、設計図のみ持ち込みが許可されています。本校は今回のメンバーに加えパソコン部2年3人の協力を得て設計しました。
筆記を挽回すべく昨晩考えた新作戦ですが、持ち込んだ設計図に使用するナットが既定のパーツ数より多いという痛恨のミスが発覚。急遽代替案を考え、比較的早い段階で試走にはいり、順調に進みました。そこで勝負用のセッティングで試走しようとしたとき耐久性が下がったため、なんと3回目で故障。車検(レギュレーションチェック)は通過できたものの1回目(第2レース)では、原因が違うところであると考えていたため、転倒はしなかったものの記録は0mになってしまいました。
 
レース間では自分たちの機体に触れることができません。さらにルール上、車検後はパーツを追加したりできないので選手たちは、待っている間、どこに原因があるかを必死に考えいくつかの候補を整理、さらにそれぞれが原因である場合の対応策を必死に考えていました。そして運命の2回目(第6レース)を迎えました。

レース直前の移動の際に機体を観察し、原因を特定でき、本来はコンデンサの配線等のために設定されている60秒のセットアップタイムで何とか修正に成功、勢いで再故障を回避するために充電時間乗り切れると想定されるまで安全策で約57秒でゴール。このタイムは出発前日の光ガ丘中学校でやっていた練習で出したベストタイムを更新できました。
この時点で暫定7位でしたが第7レースで岡山県に、第8レースで石川県に抜かれてしまい、目標であった決勝進出(上位8校)に入れませんでした。しかし、1回目でゴールできなかったにもかかわらずルール内で1分を切るという瞬発的な対応力を見せることができ、少しはダークホースを演出できたのかなと思います。
競技後、宿舎では優勝した岐阜高校のメンバー等同じ宿の学校と裏話や戦略の話で盛り上がりました。特に岐阜高校については車体の軽量化による充電時間の短縮+初速重視と似たような戦略だったのですが、アイディアのレベルで2枚も3枚も上手でした。また、工作技術については「設計図を教わっても再現良く走らせることは無理」と生徒は完全に脱帽していました。また今回の競技に準備量の目安として生徒たちの間では「1か月でいくつ手回し発電機を壊したか?」というものがあるそうです。本校もこの競技に対して十分な準備をしてきたつもりでしたが岐阜高校は何と約20台。本校は3台ですからそれだけでも全国のレベルというものを肌で感じることができたようです。
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競技はこれですべて終了ですが、全体を通して全国のレベルというものを肌で感じることができました。また競技後は互いの苦労話などで盛り上がるなど、楽しい夜を過ごせたようです。
競技は終わりましたのであと2日は全力で楽しみたいと思います。
 

グローバルサイエンス科2年生「GSボンバーズ」の皆さん、お疲れ様でした。全国の高校生との交流、楽しんでください。
『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)