2月4日(日)の朝刊各紙に「篠山層群」から角竜の化石が新たに発見されたと報じられていました。私が兵庫県立人と自然の博物館に勤めていた頃、大型の竜脚類「丹波竜」(のちに「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名)に続いて、別の地点から角竜の化石が発見されていましたが、今回はさらに別の地点から、同時に3個体のものと見られる化石が発見されました。これで合わせて8個体なんですが、新聞各紙によって表記が異なっています。当時、担当をしていて、いつもそうだったんですが、同じように記者発表をしても、記者によってどこをどう切り取るのかが異なります。今回は恐竜のイメージ図が逆さまになっている新聞社があることには驚かされましたけど(^^)これは単純なミスでしょうか??
本校では2年生の「総合的な学習の時間」で新聞記事をもとに学習を進めていますが、同じ内容でも報道のされ方の違いをみるのも面白いですね。何はともあれ、約1億1千万年前の恐竜のいた時代、その地層が広がる「篠山層群」からはまだまだ化石が出てきそうです。2月18日(日)には、去年GS科31回生が卒業研究発表を行った人と自然の博物館ホロンピアホールで、「日本の恐竜時代を探る!」というテーマで、国立科学博物館の真鍋 真氏や北海道大学総合博物館の小林怪次氏、福井県立恐竜博物館の柴田正輝氏らを招いてフォーラムが開かれます。恐竜研究の最前線の話が聞けるかもしれませんね。
<新聞各紙の報道>
良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)