日別アーカイブ: 2017年8月15日

化学部 みやぎ総文2017に出場しました 4日目

8月4日(金) - 閉会式・自然史標本館 -

大会最終日は記念講演と閉会式です。記念講演では「東日本大震災の経験と教訓 - 知識は命を守る -」という題で東北大学災害科学国際研究所所長の今村教授がご講演をされました。6年前、今回宿泊した石巻市も大きな津波に襲われました。仙台空港や石巻市内など今回の道中のいたるところにその痕跡や記録が残されていました。またよく見ると沿岸部には新築の家かプレハブばかりであったり、不自然な空き地が点在していたり、、、まだ、復興途上の街と災害に対する研究の現状に様々な思いが交錯しました。

全国高等学校総合文化祭の自然科学部門が初めて開催されたのは2011年で、会場は福島県でした。今回自然科学部門が石巻市で開催された理由の一つに、そういった背景もあったと聞いています。

その後の、閉会式では残念ながら上位入賞にはなりませんでしたが、兵庫県では三田祥雲館高校天文部が地学部門最優秀賞を、一緒に医工学研修を受けた加古川東高校自然科学部物理班が物理部門優秀賞を受賞しました。

そして、今回の最後に3年生の希望で閉会式後、他の団体と逆方向の電車に乗って、東北大学薬学部の手前にある自然指標本館へ行きました。それほど広くない博物館ですが岩石や結晶,化石を中心に標本が所狭しと陳列されていました。

3年生は今回の研究をたった2人で研究を進めてきました。勉強だけではなく他の部活動や習いごとなど3つ以上のことを両立させ、手分けをしながらさまざまな種類の実験を繰り返し、膨大なデータを取り、議論をしながらこの大会に臨みました。まだ少しだけやることは残っているのですが、一応これで一区切りをつけ勉強優先の放課後、休日となります。そのためか,入賞できなかったことよりも「これで部活動が終わってしまう」という寂しさと「最後にいろいろな高校生と交流できた」という達成感が大きかったようです。

ちなみに残った2年と1年の部員は11月の県総文に向けて次の研究を始動しています。まだどうなるか読めない霧の中にいますが、今回の経験を糧に創部以来宝塚北高校化学部が大切にしてきたものを守りながら研究を進めていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします。

化学部 みやぎ総文2017に出場しました 3日目

 

大会のお弁当は宮城県の高校生がプロデュース

8月3日(木) - 巡検研修 -

大会2日目午前は発表の続きです。
この日も積極的に質問をしました。
午後は巡検研修です。
本校はバスで東北大学薬学部へ。

早めに到着したので、
時間まで薬用植物園の一部を案内していただきました。

アサガオの種は食べてはいけません


ステビアの葉をとって試食]  [パイナップルです

他にもジャスミンやパピルス,カカオ,コーヒーノキなど身近にあるが、「生えているところ」を見たことないものを見せていただきました。

その後薬学や留学・研究についての講義を受け、4つの研究室を案内していただきました。

毛髪に含まれる水銀を測定][GFTを導入した酵母でお絵かき][DNAのアガロース電気泳動

      
個別化医療における薬局の未来の説明]  [合成化学の方法や器具を見学

説明の中で今回発表した研究に出てくる手法や物質がたくさん出てきました。部員も難しい説明の中で知っていることが何度も出てきたので、びっくりしていました。
ちなみに分析化学の現場で糖の分析に用いるTLCやHPLC,NMRも実際に見ることができました。HPLCで用いるカラム(試料に合わせて変えるパーツ)だけでも5万円以上するそうです。

化学部 みやぎ総文2017に出場しました 2日目

8月2日(水) -生徒交流会 & 研究発表  -

化学部に伝わるTKポーズでリラックス

この大会は「交流」と「研鑽」を主目的とした大会なので、他の科学コンテストとは少し様子が違います。例えば今回は開会式後,いきなり生徒交流会(全団体がバラバラになっての混成クイズ大会)でした。宮城県を題材とした科学クイズや石巻市のご当地クイズでしたが、生徒実行委員長の罠(?)にハマり「交流」に気を取られすぎてしまったようです。

化学部の発表は8/2の化学分野のグループのトリでした。そのため,発表者はずっと緊張したまま他校の発表を聞くことに。
どこもハイレベルな発表でしたが、ギスギスした感じではなく,鋭くもちょっとシャレを入れたりしながら質疑応答をしたりなどとてもよい雰囲気でした。
 今年は全員質問ができました

 (なんと、直前になってスライドを修正

そして最後の発表!

副部長は初の全国の舞台。落ち着こうとするあまり少しいつもよりゆっくりに。。。この時撮影係をしていた1年生は焦っていましたが、昨年も発表した部長が臨機応変に台詞を変え、手元の時計ではなんと12分ジャストで終了。

一方,質疑応答では想定外の厳しい質問を受けましたが、今度は副部長が素早く臨機応変に対応できました。

ちなみに一人はこのあと、3月の農芸化学会で知り合った岐阜県の団体が合同で生物分野の発表をするため,質疑応答後はすぐにそちらの発表会場へ。このあたりも「交流」を大切にする総文祭の特徴です。

取材にも笑顔で対応

また発表終了後、ある団体から簡単な取材を受けたのですが、その方は2年前の本校の元生徒会長で東京大学に進学した人の友人であったため、生徒会執行部の一人であった親交のあった副部長と話が盛り上がっていました。

明日は巡検研修です。

化学部 みやぎ総文2017に出場しました 1日目

伊丹空港から出発-飛行機までバスで移動

化学部は8/2(水)~4(木)宮城県石巻市・仙台市で開催された第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文2017)の自然科学部門にて研究発表(化学部分野)に出場しました。ちなみに今回は発表者の3年生2名に加え,見学者として2年生1名と1年生1名の4人で参加しました。

 

8月1日(火) - 医工学体験 -

今回は遠方ということもあり8/1(火)に宮城県入りする必要がありました。せっかくということで昨年度本校の職員が研修でお世話になった東北大学大学院医工学研究科のRDEEMのご厚意で加古川東高校自然科学部物理班の皆さんと約2時間「医工学」体験をさせていただきました。

  山口特命教授による血圧測定の原理の解説とその体験
二股聴診器などを実際に用いて自分の血圧を測定しました。

 

 

 

沼山准教授による外科用手術器具・手術室の解説-実際に鉗子や内視鏡手術の器具に触れたり、測定器で血中酸素飽和度などを測定しました。他にも培養細胞や藻類を位相差顕微鏡を用いて観察したり,蛍光顕微鏡を用いて細胞小器官の局在を観察したりさせていただきました。

花火をBGMに外で発表練習

その後は石巻市にある宿舎「サンファンビレッジ」へ移動して、
明日への準備です。

 

美術部 みやぎ総文2017 参加してきました

みやぎ総文2017 美術・工芸部門に参加するために、8月1・2日の2日間、杜の都仙台に行ってきました。8月6日から始まる仙台七夕祭りを控えていることもあり、仙台駅には大きな七夕飾りがたくさんありました。到着した当初は今にも雨が降りそうな空模様でしたが、その後回復し、2日間街中にエアコンが効いているかのような気温の中、快適に活動を行うことができました。

1日目は開会式の後、マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」でおなじみの荒木飛呂彦先生のお話と出品作品から荒木先生が選んだ20程度の作品に対する講評がありました。さすがに30年間第一線で活躍されているだけあり、示唆に富んだお話、美術に対する思い、プロの着眼点などとても内容が深く、あっという間に時間が過ぎました。30分程度の質疑応答の時間があったのですが、ジョジョファンが多く、多数の手が上がり、時間が足りないくらいでした。

その後、フリーの時間になったので、出品作品を鑑賞するため、宮城県美術館に行きました。各県を代表する作品は素晴らしく、何時間でも見ていることができるほどでした。技術もレベルが高く、参考にする点が多数あり、何枚も写真に撮りました。8月12日からWEB美術館が開設され、一般の方も鑑賞できるようになります。是非一度WEB美術館を訪れてください。

2日目は兵庫県以外の作品制作者との交流会がありました。まず、「作者の願いや想いを交流しよう」というギャラリートークがありました。昨日鑑賞した作品に対する感想や技術的な疑問などを作者本人に伝えることができ、とても充実した活動になりました。

次に「仙台七夕伝統の七つ飾り政策に挑戦」というワークショップがありました。仙台の和紙の老舗の方に仙台七夕の歴史なども教えていただきながら、作り方の指導を受けました。

全国大会に参加することで、多くのことを学び、吸収することができました。このような機会を与えてくださった方々に感謝をするとともに、本校の美術部員がこれから続いてくれることを期待しています。

 作品 「 庭 」