日別アーカイブ: 2016年10月9日

山中伸弥先生の講演会 <校長ブログ208号>

8日(土)神戸親和女子大学創立50周年記念式典に出席して、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥先生の記念講演を聴いてきました。山中伸弥先生の講演を聴くのは西宮市での講演に続いて二度目ですが、今回は、始めに藤原紀香さんの写真や神戸親和女子大学に通っていた姪の写真、山中先生が神戸親和女子大学のマネージャーにお世話になったという神戸大学ラグビー部当時の写真などを使ってユーモアたっぷりに話をされました。そして山中先生が31歳の時に行ったアメリカのグラッドストーン研究所の所長からの言葉「VW(Vision & Hard Work)」も紹介されました。1学期に全校生にもこの言葉を紹介しましたね。山中先生は1996年に日本に帰ってこられた時、研究をする環境がアメリカとはあまりにも違って苦労をされた時もVisionを考え、周囲に公言することで乗り越えられたそうです。そして、山中先生が別の機会の対談でも話をされた、「うまくいった時には『おかげさま』うまくいかなかった時は『身から出たサビ』」という言葉を大切にされているところも素晴らしいと思います。
今、山中先生の研究所では若い研究者が期限付きの雇用ではなく、安心して研究に取り組める環境作りに苦労されています。今年ノーベル賞を受賞された大隅良典先生も危惧されていますが、日本の若い研究者が安心して基礎研究に取り組める環境を整え、これからもノーベル賞受賞者を輩出できる『科学技術立国の日本』であってほしいと思います。
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<講演中の写真は撮影禁止だったので、その前後の写真を撮りました>
宝塚北高校の卒業生にも研究者として活躍されている方がたくさんおられます。そして来春からはGS科の卒業生が大学に進学します。いつの日か宝塚北高校の卒業生がノーベル賞を受賞する日を夢見ています。夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)