日別アーカイブ: 2016年10月5日

日本人が3年連続ノーベル賞を受賞 <校長ブログ206号>

昨日の体育大会の朝、朝刊各紙に大きな見出しで、東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル賞を受賞された記事が掲載されていました。生理学・医学賞は利根川進氏(1987年)、山中伸弥氏(2012年)、大村智氏(2015年)に次いで4人目です。
植物や動物の細胞内で不要なたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」の仕組みを解明したことが評価されました。研究内容は別の機会に紹介するとして、新聞各紙に掲載されていた大隅氏の言葉からは、「競争するのは好きじゃないし、勝つ自信もない」「人のやらないことを手掛けたい」という発言や、「楽しまなくてはいい研究はできない」「サイエンスにはゴールがない。何かがわかれば新しい疑問がわいてくる」という発言があり、好奇心旺盛で、人に左右されずコツコツと基礎研究をされてきた熱心さが伝わってきます。
子ども達に対しても、「生命現象には分かっているようで何も分かっていないことがたくさんある。『なんで?』と思う気づきを大事にしてほしい」というメッセージを送られています。母校の福岡県立福岡高校では化学部で活動していたそうです。以前、その母校の講演会で「自分の目で確かめよう、はやりを追うのはやめよう。小さな発見を大切にしよう、さまざまな面からじっくり考えよう」という4か条の信念を後輩たちに話されたそうです。化学の教師の私としては、その言葉に同感です。そして大隅氏に大変親しみを感じます。
大隅氏は、基礎研究の重要さと今の日本の研究体制の現状を危惧され、「若い人が育つ体制を作らないと、日本の科学は空洞化する」とも発言されています。全くその通りです。
本校の化学部も全国大会に出場するほどの部ですが、現在部員不足に悩んでいます。ぜひ、この機会に「何かやってみよう!」という思いで化学部に入部する生徒が出てきてほしいと願っています(^^)
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<今日は10時16分に暴風警報が発令され、生徒たちは2時間目を終えて下校しました。昨日の体育大会で筋肉痛だと言っていた生徒もいたので、ちょうどいい休養になったかもしれませんね>
夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)