東日本大震災復興支援ボランティア挨拶(平成30 年12 月7日 金曜日)

平成23 年3月11 日の震災発生以来、7 年以上が経ちます。皆さんは復興と復旧の違いはわかりま
すか。復旧は元の状態に戻すこと、復興は元の状態からさらにいい状態にしていくことです。そのお手伝いに皆さんは宮城県に行きます。ボランティアはすべてを自分たちでまかない、お手伝いをさせていただくということです。時間もお金もすべて自分たちでまかないます。そして、お手伝いをさせていただきます。先日、行方不明になった男の子を見つけ出した78 歳のボランティアの方が有名になりましたが、あの方もすべて自費で、自分でまかないをしてボランティアをしているわけです。チャリティーは交通費をいただきます。ですから、ボランティアは相手方のところに無理に押しかけて、活動をさせていただいているということです。活動をさせていただいているということを忘れないでください。募金活動も同じです。ボランティアもさまざまなかたちがあり、最初の頃はまさしく土砂やがれきを掻き出したりすることも多くありました。皆さんは交流がメインになると聞いています。ボランティアで大事なことに、継続があります。1 回だけで終わるのではなく、つながりを大事にして、次へつなげていくということです。どうぞ、何が自分にできるのかということをしっかり見つめてきてください。安心安全に行って帰ってくることが一番です。私自身も何回かボランティアに行かせていただき、宮城の方とお話をしていて、おっしゃられることがあります。「皆さんは、ここから帰って家に着いたとき、必ず『ただいま』と言ってくださいね。私たちは、『行ってきます』の声は聞いたんですが、まだ『ただいま』を聞いていません。お家の方にとって、皆さんの『ただいま』は何よりの喜びであるんです」。どうぞ、いいボランティア活動をさせていただき、安全安心に行って、無事に元気な『ただいま』の声を聞かせてください。行ってらっしゃい。