演劇部活動報告

11月11日(土)~12日(日)明石市立西部市民会館にて、兵庫県高等学校演劇研究会東播磨支部第58回支部合同発表会がありました。多可高演劇部は3年生1名1年生2名、照明の応援で3年生が1名、計4名で参加しました。上演順が最後で、他校のレベルの高い劇を見たあとの本番でした。予想もしていなかった創作脚本優秀賞・優秀賞をいただき、部員一同喜び合いました。

演目「花女房」(越後民話「月見草の嫁」より)

あらすじ

主人公の馬子(まご)の男は、毎日歌を歌いながら草を刈っては、馬の世話をしています。彼の娘は、家の前で花を育てています。元気なかわいらしい娘です。ある日、父は昔の思い出を語ります。ひとりぼっちの馬子のところにやってきた、可憐でちょっと天然な女性「花」。歩き疲れた「花」は馬子の家に泊まり、いつしかかわいい娘が生まれ、幸せに暮らしていました。ある日、彼は彼女のためにきれいな月見草の花をつんで帰りましたが、実は「花」は馬子の歌を聞いて、恋をしてしまった月見草の花の精だったのです。「花」はていねいに礼をのべて消えてしまいましたが、彼のそばにはいつまでも月見草が花を咲かせているのでした。

咲「お父さん、お花を家に持って帰って飾ろうよ。」男「 咲、やめなさい。花は…そこで咲いたままにしているのが一番だ。」

 

 

 

 

男「お前はいつも水ばかりだな。」咲「だって冷たいお水がおいしいんだもん。」

 

 

 

 

 

花「ああ、冷たいお水がおいしい。疲れが消えて、手足が伸びるようだわ。」 男「おかしなことをいう子だな。」

 

 

 

 

 

男「花、どこだい。きれいな花が咲いていたから、見てごらん。」花 「ごめんなさい。私は月見草の花。折られてしまえば私の命もこれまで…」