12月14日(月)、1年生の生徒全員でちいきふれあいプロジェクトを行いました。8つの班に分かれて、学校周辺の道路や近隣の公共施設・福祉施設などで清掃活動を行いました。毎日登校している通学路のゴミを拾ったり、施設の窓ふきなどを行いました。短い時間でしたが、清掃後に施設の方から感謝の言葉をいただきました。地域がきれいになり、達成感を感じた生徒も多くいました。
月別アーカイブ: 2015年12月
1年生進路ガイダンス
1月のひとこと
今月のひとことは【恭頌新禧】です。(権藤賢先生の作品です。)
今年は色々なことがありました。毎年の行事に加えて、多可高校創立40周年記念式典もありましたし、耐震工事も始まりました。とても濃い1年でしたが、かけ足のように終わってしまったと感じています。
さて、皆さんは新年の目標はありますか。勉強、部活動、友だちを大切にする、十人十色で様々な目標があることと思います。3年生は数カ月で進学・就職しますし、2年生は3年生になり、進路を決める大事な1年になります。そして1年生は来年入学してくる新入生のお手本にならなければなりません。
いずれにしても、目標に向かって努力をしてほしいと思います。努力は必ず報われます。
「多可高校東日本大震災復興支援ボランティア隊」の皆さん、お疲れ様!
本校では平成23年度より毎年、東日本復興支援ボランティアで宮城県宮城郡七ヶ浜町を訪問しています。今年で5年目を迎えました。今年も12月13日から16日までの3泊4日の日程で、1年生から3年生までの有志21名が「東日本大震災復興支援ボランティア隊」として七ヶ浜町を訪問しました。
多可高校が初めて行ったボランティアは、大震災からまだ1年もたっておらず、津波の傷跡も生々しく、沿岸部のがれきの撤去や家の中にたまった泥を取り除く作業など重労働の作業が中心でした。それから4年が経過し、今では七ヶ浜町でがれきの山や泥の撤去作業が必要な家を見かけることはなくなりましたが、現地でのボランティアに対するニーズは多様化・細分化しながらも依然として高いものがあります。
多可高校は、特色類型で「福祉ボランティア類型」を設置している学校として、また、「福祉のこころ」を育てる学校として、独自の復興支援ボランティア活動を展開しています。
生徒たちは、9月から11月にかけて、加西、加東、西脇、多可の商業施設やイベント会場などで東日本大震災復興支援ボランティアの募金活動を行いましたが、今回も募金に協力していただいた人たちの思いを代表して、東北でのボランティアに向かいました。また、多可町のゆるキャラ「たか坊」と「ふう子ちゃん」も一緒に行ってくれましたが、多可町の代表としてのボランティアでもあると生徒たちは感じていたようです。現地では、仮設住宅や特別養護老人ホーム、幼稚園や学童保育所などを訪問し、交流会や清掃活動など、生徒たちが学校での日頃の学びを実践する形で、和やかな中にも精一杯のボランティアを行いました。
生徒たちは、七ヶ浜町の人々と交流をする中で、東日本大震災の体験談なども聞かせていただくことができ、ボランティアだけでなく防災学習の貴重な機会となりました。期末テストが終わった後の過密なスケジュールの中でのボランティアではありましたが、16日の朝、夜行バスで学校まで帰ってきた生徒たちの顔には、疲れた中にもやりきった充実感と満足感が感じられました。
「多可高校東日本大震災復興支援ボランティア隊」の皆さん、本当にお疲れ様でした。(武部)
12月13日早朝に行われた出発式(多可高校多目的ホール)
まだ暗い中、バスに乗り込み、東北へ向かいました