12月9日(土)
科学探究科の生徒31名、教員2名で奄美大島に生態学実習に出発しました。
本日は奄美大島に移動した後、大和村にある奄美野生生物保護センターで講話を聞き、見学をさせていただきました。
講話では、奄美群島独自の生態系がどのように形成されていったのか、奄美におけるマングースの完全排除に向けてどのような取り組みをされてきたのか、その他、生態系を守るために島民が努力していることなど様々なことを話していただきました。
その後、剥製標本を中心にセンター内に展示されているものを見学させていただきました。写真でみるだけではわからない生物の実際の大きさを直に見ることができ、みんな想像していたより大きかったり小さかったり、新しい発見ができていました。鳥の声などを実際に聞くこともできて、奄美の生物に関して少し詳しくなったように思います。
明日はマングローブ林の調査を行う予定です。
この3日間、私たちにとって自然を守るためにどのようなことをすれば良いのか、現状を知り対策を考える非常に有益な3日間になりました。この実習で学んだことを一つでも学校や地域に還元していけるように行動していきます。