【生物部、天文部】令和7年度 夏研修を実施しました。






8月8日から10日にかけて、生物部と天文部の夏研修を行いました。奈良県東北部の曽爾高原を中心に、クロモジ属やスミレ属などの植物を観察しました。曽爾高原は標高700〜1000メートルにかけて広がる草原地帯であり、標高の変化に伴って植生が照葉樹林帯から夏緑樹林帯へと移り変わっていく様子を、実際に観察することができました。さらに、大阪大学微生物病研究所・次世代ワクチン開発研究センターを訪問し、研修を受けました。そこで、予防接種は自分を守るだけでなく周囲の人を守ることにもつながること、「予防に勝る医療はない」ということなど、ワクチンの大切さを学ぶことができました。残念ながら雲が多く、実際の観望会は実施できませんでしたが、天文部の後輩たちは先輩から観測機器の使い方を教わり、有意義な時間を過ごしていました。