にしきた花だより 第82号 コニファー

にしきた花だより 第82号 コニファー

 西門から入ると、理科棟海側に校歌碑があります。校歌碑の裏に、小ぶりのメスのイヌマキがあります。そのまままっすぐ職員玄関に向かうと、道の真ん中には、高さ3m程のオスのイヌマキがあります。常緑の針葉樹ですが、葉が針のように尖がっているのではなく、細長い葉が茎から放射状に出ています。
 
 校歌碑のまわりには、高さは10m程のヒノキ科の園芸種も三本立っています。いわゆる常緑の針葉樹「コニファー」で、LEDなどの照明をつけてクリスマスツリーに仕立てられることもあります。

 さて、クリスマスはキリストの生誕を祝う行事ですが、ツリーを飾るのは元々ヨーロッパの土着のお祭りでの趣向だったようです。モミやヨーロッパトウヒなどが使われていました。桜やケヤキ、プラタナスなどが葉を落とし寒々とした景色のなかで、常緑樹の青々とした緑が際立ちます。

 実は、校内で常緑樹がたくさんあるのは、プールのまわりです。ビャクシン(イブキ)やコノテガシワが、プールを取り巻いています。

 グランドに降りると、部室横に常緑のヒマラヤスギ(シーダー)があります。本校2回生の男子生徒が在学中に病気で亡くなり、お父様が息子さんを偲んで碑を置かれ植樹されました。四十年が経ちます。

 アカマツもかつては校内にたくさん生えていましたが、松枯れが拡がり放置すれば危険なので伐採しました。ミズナラやコナラなどのナラ枯れは、また別の原因で起こります。今年、六甲山のナラ枯れが深刻でした。松枯れについては、花だより39号をご覧下さい。

They lit the trees along the avenue Twinkling silver with a touch of blue.  Silent night. Holy night   山下達郎・BENI

写真は、校歌碑に向かって左がイヌマキ、右がヒノキ科の園芸種です。
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