天を仰いで 740 私たちのできること

今朝の神戸新聞に平田オリザさんのコラムが掲載されていました。平田さんは劇作家であり、豊岡市にできた芸術文化観光専門職大学の学長も務めておられる方です。3.11が近づいてきたからでしょう、東日本大震災後に新設された中・高一貫校「福島県立ふたば未来学園」についての話でした。

その学校では高校1年生全員が受ける「演劇」の授業があるそうです。なぜ演劇なのか。コラムを要約すると、「共感」について実際に学ぶことができるからです。演劇は一回きりの、個別の「事象」を掘り下げて、そこに一人ひとりの生活や苦しみを見つけ出し、それが「真実」だからこそ我々は「共感」する。

たまたま、演劇部の顧問から全国大会に出場する演劇の作者が書いた作文を渡されていました。 題名は「私たちのできること」。平田さん流に言えば、あの演劇は花壇の移動という「事象」を掘り下げ、友情の「真実」を描き、多くの人の「共感」を得たんですね。 本校の3年生全員が取り汲む、ヤング・フェスティバルへ向けた演劇の授業もこうありたいと思いました。

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