天を仰いで 665 近畿最優秀!

またまた新しい盾が校長室にもたらされました! 兵庫県で最優秀賞に輝いた演劇が近畿地区においても1番に選ばれたんです! 11月19日(金)~21日(日)、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催された第41回近畿高等学校総合文化祭演劇部門・第56回近畿高等学校演劇研究大会において最優秀賞に輝きました! しかも、創作脚本賞までいただいています!

大会では近畿一円の代表13校が各1時間の演劇を披露しました。本校の芝居は3人の高校生の友情がテーマだったそうです。審査委員長である工藤千夏さんの講評を起こした文章を顧問が見せてくれました。読むだけでどんな演劇なのか伝わってくるような素晴らしい講評です。長いですが引用させていただきます。

心をマッサージする笑い。柔らかくなった観客の心にまっすぐなメッセージが届いてくるという印象。

劇的なことは何も起こらない。花壇がなくなってビオトープに変わっちゃうって以外に大した出来事は怒らない。だけれどもそれぞれのキャラクターがどんなふうに発言するか、あるいは発言しないのか、何故そこに居るのかということに惹かれて、魅了されて1時間あっという間に経ってしまいました。

友達とは何かということを、台詞で言うのは多分簡単です。皆さん(本校演劇部)の作品はそんなことを大上段に構えて一言も言ってないんですけども、友達とは何だろうかということが、ひたひたひたひたと作品の雰囲気とともに心に迫ってくる。センチメンタルなことを言いたいときも、笑いでちゃんとオブラートに包んでいる。すごくホント柔らかな心にしてもらいました。

「岡崎君」がタメ口になる瞬間、たったそれだけのことで友達に対して心を開くということはどんなだということが自然に伝わってきました。「岡崎君」が戦ってくれるとことに、私も思わず拍手してしまいました。「岡崎君」みたいな友達が欲しいですね。

この作品で一番良いところは、主人公が噓つきだというというところです。普通であれば主人公がいい子、ちゃんとした子です。だけど「愛ちゃん」が自分が生きていくために、処世術として噓をつくという方法を取っている。その結果、友達を失ってきているのだけども、その方法でしか人とつながることが出来ない。

そんな「愛ちゃん」の転校間近、最終日に嘘をつくことしかできなかった「愛ちゃん」、植物だけが友達だという「夏樹ちゃん」、タメ口ができなかった「岡崎君」が出会っていく。あ、「先輩」も良かったです。そして、いやな感じが全くしなかった生物部部長の「小林さん」。なんだか5人を見ているだけで友達になるっていいなぁ、毎日べったり一緒にいるだけじゃなくて、黙ってても伝わる人が友達なんだよなって当たり前のことを、ふっと心に落としてくれて、あっという間の素敵な1時間でした。

「1時間あっという間に経ってしまいました」とは最高の賛辞ですね。ありがたく、うれしい限りです。次は全国大会です。令和4年の夏、東京で開催される全国大会のひのき舞台に本作を引っ提げて出場します。全国の人の心を「柔らかく」して、「まっすぐなメッセージ」が 新たな、多くの人々に届くことを心から願っています!

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