天を仰いで 522 健全な批判力

生徒指導部長が倉庫の中で見つけたといって「緑陵新聞」第132号のコピーを持ってきてくれました。発行日は昭和53(1978)年9月16日。40年ほど前の、ちょうど健筆が振るわれていたころです。全4面、紙面の下段には、学校関係業者からの広告まであり、盛んな活動ぶりがしのばれます。

トップ見出しは、なんと「新指導要領発表」でした。文部省(現在の文部科学省)が新しく示した高等学校学習指導要領について論評しています。「詰め込み教育」から「ゆとり教育」へ初めて大きくハンドルが切られた時でした。関連して「是か非か、学力別学級編成」という記事もあり、3人の教員へのインタビューまで載っていました。

昭和53年といえばボクも高校2年生。しかし、当時は「指導要領」なんて日本語さえ知りませんでした。教育活動を学校任せにせず、生徒も一緒に考えようという県高生の意識の高さに驚きます。他に新聞小説もあるし、レコードや映画のレビューもあって文化欄も充実しています。また一つ県高の素晴らしい伝統を知りました。

カテゴリー: SAKURA PJ, ことば文化活動, 校長室から, 自主活動 パーマリンク