iPS細胞研究所 長船健二先生 講演会

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11月28日(金)5,6限、1年1組生徒を対象に講演会を行いました。

今回は、京都大学iPS細胞研究所の長船健二教授をお迎えし、「iPS細胞を用いた再生医療の実現を目指して」と題してご講演いただきました。

内科医でもある長船先生は、腎臓病、肝臓病、糖尿病の治療は大変で困難も多く、患者数に対して臓器移植例が決して多くはない現状を踏まえ、こうした病気の治療にiPS細胞による再生治療を行えるよう研究を進めておられます。

iPS細胞を神経、心臓、血液の再生医療に利用する研究はすでに進められており、人への臨床研究も実現が期待されますが、腎臓・膵臓・肝臓などは、発生からその臓器ができるメカニズムが複雑で、現在はまだ難しいそうです。ネズミ、サルといった動物実験からヒトへの応用という過程で進められる研究には時間がかかり、可能になっていく再生医療にも多大な費用がかかる現実もあります。しかし、iPS細胞を利用した治療薬の発見、BANK設立による再生医療による移植までの時間短縮、難病の治療への応用など期待を持って研究に励んでおられる先生の姿を伺うことができました。

最後に、「医者としてだけでなく、医療に関わる道を選んでくれることを期待しています」と語ってくださいました。

今回の講演は、iPS細胞に関わる専門的な内容もあり、1年生にはやや難しかったかも知れませんが、最先端の研究に携わっておられる長船先生のお話は、これからの学びに生かされることでしょう。

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