天を仰いで 448 プロの腕前

本校では昨年度から11月の中旬に実施する研究授業週間を重視し、各教科で授業改善に取り組むことにしています。今年のテーマはICT(情報通信技術)機器の活用。以前にお知らせしたように、国や県が本腰を入れて県立高校に整備してくれました。これを活用しないと宝の持ち腐れです。しかし、ICT教育は、今始まったばかり。暗中模索の中、新しい授業にチャレンジしてみんなで研究します。

2年生の数学、3次関数の最大値と最小値を求める授業でした。校長はチンプンカンプンなので教頭さん(バリバリの数学)に聞くと、パッと与えて解けるのはクラスに一人いるかいないかという難題だそうです。それをグループに分かれた生徒たちは、アプリを用いて関数のグラフを描きながら、活発に話し合って解いています。これが「数学的活動による数学概念の直観的構成」というやつか!と感動しました。

担当した教員によると、アプリはWi-Fiを通してクラウドにアクセスしているとのことです。また、タブレットはあえて20台としていると言います。いずれも何度もトライアル・アンド・エラーした試行錯誤の成果です。昨日の教育実習生の授業も初々しくて良かったけれど、今日の授業とは比べ物になりません。ちょうど高校野球とプロ野球のようなものです。球の速さも、スイングのパワーも段違い。プロの授業は「生徒を変える力」が強いなと改めて知らされました。

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