天を仰いで 427 秋霖雨もなほ

天気予報は的中し、昨晩からしとしとと長雨が続きます。初夏の長雨が「梅雨」なら、今は?「秋霖」かな?などと思いながら検索を繰り返していたら、すごいサイトに辿り着きました。その名も「ふりがな文庫」。青空文庫等に掲載された作品の中から、漢字に振られた振り仮名の用例が検索できるんです。

たとえば、右上の検索欄に「秋霖」と入れると、語句の意味はもちろん、「あきさめ」と振る確率が50%、「しゅうりん」と振る確率が50%などと出てきます。これだけでもすごいのに、そう振っている作品の文章まで引用されます。さらに、「すすき梅雨」や「秋霖雨」という新しい語句まで知りました。ちなみに、「秋霖雨」は100%「あきづゆ」と読み、北原白秋の歌に使われているとのことです。

鴨跖草(つゆくさ)は何に咲きつぐ 青梅の夏よりかけて秋霖雨もなほ

(露草は何のために次々に咲くのか 青梅が実る夏から咲き続け、秋雨が降る今もなお咲いている)

今朝の雨の中、校門を入ってすぐ左の花壇にまだ咲き続けるツユクサを見つけたことを思い出しました。6月から10月までも咲く、けなげな花。ひょっとするとツユクサのツユは「梅雨」の意も含んでいるかもしれませんね。こういう出会いがあるからネットサーフィン(死語)はやめられませんw。

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