天を仰いで 417 秋空広がる中庭

記録を塗り替える台風10号が、猛暑をもたらした「二階建て高気圧」を吹き飛ばしてくれたのでしょうか。すっかり涼しくなりました。この気候なら校内を散歩でもしようかと思います。授業をのぞきながらうろうろして、体育館2階のテラスまで来ました。ここから見下ろす中庭が好きです。

校舎そのものは問題じゃなく、……学校の建物と建物を囲む空間を大事にしてくれ。(『知られざる建築家 光安義光』)

と、光安課長は、若い部下たちに盛んに言ったそうです。建築家なのに建物そのものよりも何もない空間が大事とはどういう意味か。部下の一人、本校の設計を担当した星野さんが出した答えがこの中庭なのでしょう。

全校生が通る昇降口、体育や部活動の運動場として毎日使うだけでなく、入試の合格発表から始まって、新入生の自転車点検、文化祭の模擬店、修学旅行の集合、卒業式の見送り行事など、本校にとってなくてはならない空間です。きっと光安課長はとても喜ばれただろうなと思います。

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