天を仰いで 399 知られざる建築家

やはりそうでした!本校の本館及び北館は、兵庫県建築部営繕課、光安義光(みつやす・よしみつ)課長時代の作品でした!倉庫の中にあった設計図に課長の印影があるのを見つけたんです。昭和41年(1966)~44年(1969)まで、特別教室棟、普通教室棟、管理棟の順に3期に渡る工事について、100枚ほどもある図面すべてにハンコを押しておられました。

あんまり嬉しかったので、ネットで『知られざる建築家 光安義光』という古本を買ってしまいましたw。それによると、課長は東京工大でバウハウス直系の建築家、谷口吉郎さんの指導を受け、卒業研究にル・コルビュジェを選ばれたとのことでした。県庁以外の代表作としては、モダニズム建築として名高い、三宮の日本真珠会館がありました。

また、課長時代は責任者として部下の指導に徹し、実際の設計は担当者に任されたそうです。担当者は設計計画や基本デザインから工事現場の監督管理まで、すべてを行いました。若手を一人前の建築家として育てたいと思っておられたようです。本校校舎の図面にある担当欄には、すべてに「星野」という印章が残っています。どのような方かはわかりませんが、光安課長のもと、のびのびと才能を発揮されたことをうらやましく思います。

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