天を仰いで 375 悩みの王

今日は、また神戸です。午前と午後に会議に出席します。昼休みになりました。元町駅前の町中華まで行き、日替わり定食を食べます(今日はチンジャオロースでしたw)。時間が余ると、県庁の南にある公館の庭で時間をつぶします。かつて、県教育委員会で仕事をしていたところのルーチンでした。

公館の正門を入ると、すぐ右の草むらの中にエミール=アントワーヌ・ブールデルの「アダム」があります。ブールデルは伊丹市立美術館にも、玄関ロビーに「ドーミエ」、地下に「剣を持つ兵士」、庭に「牧神と山羊」と3体もあるので、生徒のみんなも見たことがあるかもしれません。一度見ると二度と忘れられない強い印象が与えられる作品ばかりです。

アダムは、もちろん旧約聖書「創世記」の登場人物です。神が最初に造った人間アダムは、神の命に従わず知恵の木の実を食べてしまいました。そのため楽園を追放され、罪の意識にさいなまれます。ブールデルのアダムは、頭を抱えて、永遠に悩み苦しんでいます。当時、何もかもうまく行かないときなど、一人で像をぼーっと見ていたことを思い出しました。

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