天を仰いで 339 初夏の落ち葉掃き

午前10時ごろ、出勤している教職員が次々と校舎の外へ出ていきます。「何があるの?」と教頭さんに聞くと、「今日はみんなで落ち葉掃除をします」とのこと。そう言えば先週、朝の打合せでそんな連絡があったっけ。これは参加しなければ!と思い、おっとり刀で駆け付けました。

本校は太平洋戦争が勃発した昭和16年12月に、現在の北中学校の住所から当地へ移転しました。生徒たちは自分で机を持って歩いて移ってきたそうです。「校門を入った右に私の背丈ほどのくすの木が4本あった」と、卒業生がその時の思い出を80周年記念誌に綴っておられます。新校舎竣工時に植樹されたクスノキが60本もありました。

80年の星霜を経て、すべて大木となりました。おかげで、この季節は大変です。クスノキは常緑樹に分類されますが、春に落葉します。10数人が1時間ほどで下の写真のとおり。「楠落葉(くすおちば)」は夏の季語です。臨時休業が5月31日まで延期された今日の気持ちと合わせて駄句一つ。

楠落葉 掃きても掃きても 生徒らは来ぬ
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